こんにちは!
プロ野球の中日ドラゴンズで活躍する石川昂弥選手。
6月の不振から7月の大快進撃。
一体何があったのか?どこのメディアにも語っていない内容も含め、お伝えできる範囲ではありますが、その裏側をご紹介します。
これはアスリートよりもむしろビジネスマンや受験生の方へも、特に知っていただきたいポイントです。
今回はその裏話の第二弾!
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ポイント②「自分らしさ」を取り戻す
石川昂弥選手は高校時代、春のセンバツ甲子園で優勝経験があります。
しかも決勝戦では2本のホームランを放ち、投手としても3安打完封しての優勝でした。
要するに、モッてる男なのです。
大事な局面で実力を発揮できる、これは天性の資質かもしれません。
そんな中、6月に入ってあるコーチからこんな指示があったのです。
「試合中に一切笑うな」
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チームはどん底の最下位。
笑っている場合じゃない!ということで、石川選手だけに「笑うな」指令が出たのです。
というのも石川選手はもともと、野球小僧のようなタイプで、打っても打てなくても、うまくいってもエラーをしても、とにかく野球が楽しくて楽しくて仕方のない性格です。
これは大谷翔平選手も同じです。
ですから自然と「笑っている」「ニヤニヤしている」ように見えるのです。
しかし自然に出てきてしまうため、「笑うな」と言われても、無理なのです!
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試合中に他の選手がヒットを打った時、どうしても「笑顔」が出てしまったことがあります。
そんな時には横にいるコーチから「おい、笑うな!」と一喝。
「常に監視をされているようだった」と語っています。
そうなると、どうしてもそれが気になってしまって「自分のプレー」が出来なくなってしまいます。
それが「6月の不振の原因」になったのです。
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???そんなことで??と思われるかもしれません。
これは会社でもなんでもそうなのですが、誰かから言われた「ある一言」がどうしても気になって、パフォーマンスが低下する…なんてことはよくある話しです。
それと同じなのです。
周りから見れば大したことない話しでも、当の本人からすれば大問題!
どうすれば良いかわからないという、先の見えないトンネルを延々と進んでいるようなものです。
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石川選手はその時のことを振り返ってこう言いました。
「野球がしたかった」と…。
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◆サポート開始!
そんな絶不調真っ只中の6月19日(試合のない休養日)に、石川選手と直接会ってサポートをする機会がありました。
ポイントは「自分らしさを取り戻す」。
「自分らしさ」とは「自分のリズムを整える」ということです。
例えば、仕事仕事に日々追われていると、どうしても疲弊してしまってミスが起きたり、良い発想が浮かばなかったりと、なかなか上手くいかないですね。
同じように石川選手も、何かに追われているようで「自分らしさ」が全くなく、「常に何かを気にしながらプレーしていた」のです。
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そこで石川選手に、脈をとって「心拍数」を自分で測定してもらうことにしました。
1分間、自分の脈拍に意識を向けて数えます(63回でした)。
お分かりですか?
これで「自分らしさ」が取り戻せます。
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「自分らしさ」=「自分のリズム」のベースは「心拍数」です。
人間はすべて「心臓」が中心となって活動していますから(生理学的には脳よりも心臓です)、この「心拍数」に耳を傾けることで、「自分らしさ」を取り戻すことができます。
ただし、試合前や本番前、大事な局面などで緊張している時にこれをやると、緊張して「心拍数」が上がっているため、そのリズムに同調するために、より緊張が高まってしまう可能性もあるので要注意です。
さて「心拍数」を測定した後、石川選手がこう言いました。
「これ!この感覚です!」
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さてこの「自分らしさ」という「感覚」を取り戻したら、もう一息です。
…ということで続きはまた次回!!
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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