こんにちは!
プロ野球の中日ドラゴンズで活躍する石川昂弥選手。
6月の不振から7月の大快進撃。
一体何があったのか?どこのメディアにも語っていない内容も含め、お伝えできる範囲ではありますが、その裏側をご紹介します。
これはアスリートよりもむしろビジネスマンや受験生の方へも、特に知っていただきたいポイントです。
今回はその裏話の第三弾!
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ポイント③ 相手との同調
家庭も仕事も勉強も野球も、大事なことはコミュニケーションです。
自分よがりな考えや行動は、すべての歯車を狂わせてしまいます。
やはり相手の声を聴いて、それに応えてこそ上手くいくのです。
例えば夫婦で、旦那さんが奥様に、超高級腕時計をプレゼントしたとしましょう。
旦那さんは良かれと思ってプレゼントしたのに、「そんなお金どうしたの!」と逆ギレされました。
これは「旦那さんが奥さんの声に耳を傾けていなかったこと」が問題です。
要するに、奥さんのリズムには合わなかったのです。
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これは野球のバッターで言うと、三振です。
奥さんからの投球に、しっかりバットでタイミングを合わせることができなかった…というわけです。
仕事で言うと、お客さんのためにと色々準備をしたのに、まったく必要がなかった。
絶対売ってやる!と意気込んだのに、なぜかお客さんが引いてしまった。
良い商品なのに、なかなか売れない…。
旦那と奥さん、売り手とお客さん、ピッチャーとバッター、すべて本質は同じですね!
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そこで石川選手に、こんなことをやってもらいました。
「私が一定のリズムで手を叩いているので、それに同調して合わせてみて」
二人で同じリズムで手拍子をやっている感じです。
これはすぐに合わせることができました。
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次に「このリズムの裏打ち」をしてもらいました。
そうすると、まーーーったく合わないのです!!
…ということは、バッティングでも普段から何となく「ノリ」で、相手投手の球にタイミングを合わせていただけで、いざ投手にそのリズムを外されると打てなくなる…ということです。
相手投手は、どうやってタイミングを外すか?を常に考えていますから、「裏打ち」レベルだけではなく、様々な打ち崩すリズムで投球をしてきます。
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ですから、それに合わせることをせずに「自分のリズム」「自分のこと」だけに執着していては、どうしても打てなくなってくるのです。
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3分ぐらいずーっと「裏打ち」の練習をしたところで、ようやくピタッと合うようになってきました。
そしてそのあとは、様々なリズムに合わせる練習をしていくと、どんなリズムでもピタッと合うようになりました。
そして石川選手が一言。
「これ、ホームランを打った時の感覚です」
ちなみにその時は、同じ中日ドラゴンズの福谷投手が同席していたので、福谷投手とも、リズム合わせをやってもらいました。
リズムがピタッと合った時、福谷投手が一言…
「今、打たれた!」
やはりベースは「相手の声に耳を傾ける(傾聴)」ことです。
自分が自分が!ではなく、相手のリズムに合わせていく。
家庭も仕事も野球も勉強も、すべて本質は同じです。
(ただしそのベースには、手前でやっている「自分らしさ」がなければなりません)
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以上、6月に絶不調だった石川昂弥選手が、なぜ7月にこれだけ好成績を残したのか?について、 3つのポイントにまとめてみました。
ポイントの②と③は、絶不調真っ只中の「6月19日」に行いました。
その後、20試合連続出塁、ホームラン連発、そして7月の月間MVP候補まで上り詰めました。
すぐに成果が出る。
これは石川選手の素直さと純粋さが要因で、やはり「さすが!」と、私も見習うべきことがたくさんです。
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8月19日のヤクルトスワローズ戦で、初回に12号ホームランを放った後、頭部にデッドボールを当てられ、救急車で運ばれました。
大事には至らなかったものの、そういう逆境を乗り越えながら、また強くなる。
すべてをポジティブに変える男。石川昂弥。
これからも多くの中日ドラゴンズファン、ひいては野球ファンの方々のために、もっともっと活躍してもらいたいと願っております。
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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