こんにちは!
先日立て続けに、すでに社会に出て働いている「5名の社会人」の方から、まったく同じご相談を受けました。
「やりたくない仕事ばかりで、仕事が面白くありません。仕事をやめるべきか?悩んでいます」
さて今回は「やりたくない仕事との向き合い方」について!!
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私「学生と社会人との違いは何?」
1人目「学生は休めるけど、社会人は休めない」
2人目「学生は教えてもらうけど、社会人は自分で学ぶ」
3人目「学生はお金をもらえないけど、社会人はお金をもらえる」
4人目「学生はアマチュアだけど、社会人はプロ」
5人目「学生は自由だけど、社会人は不自由」
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なかなか的を得た回答ですよね!
学生と社会人との違いについて、私はいつもこう答えています。
「学生は自分のためで、社会人はお客さんのため」
学生は、自分が学びたいことを学んだり、研究したり、またやりたいスポーツをやったりと、基本的に「自分のため」にやっています。
もしかしたら就職するためや、資格を取るため…という場合もありますが、それも「自分のため」です。
ですから「お金を払う」のです。
しかし社会人は、お客さんのためにやります。
お客さんの要望に応えたり、お客さんを喜ばせたり、すべてはお客さんがゴールになります。
ですからその対価として「お金をもらう(受け取る)」のです。
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そう考えると「やりたくない仕事」をやるというのは「当たり前」なのです。
だからどうしても、やりたいことを我慢したり、面白くないことを続けることも出てきます。
しかし相談に来た1人が、こう言いました。
「でも、中には大谷翔平のように、やりたいこと(野球)をやっている人もいると思います。」
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さて本当に、大谷翔平はやりたいことだけをやっているのでしょうか??
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野球選手というのは、日本では年間で143試合、メジャーリーグでは年間で162試合行われます。
しかも全て同じ球場で試合があるわけではなく、特にメジャーになれば移動時間だけでもかなり大変ですから、移動して試合、移動して試合の繰り返し…。
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また現在、大谷翔平選手の所属するエンゼルスは、17日連続で試合日程が組まれています。
要は、17日間休みなしです。
移動して練習して試合して…が17日間繰り返されます。
移動した先ではファンのサイン攻めにあい、またマスコミの取材にも応えなければなりません。
当然、身体のケアも必要ですし、食事にも気を使わないといけないので、食べたい食事を自由に食べることもできません。
寝る時間以外はほぼ全て仕事といっても過言ではないのです。
一般の会社であれば、ほぼ確実に労働基準法でアウトです。
さてそれでも本当に、大谷翔平は「やりたいことだけ」をやっているのでしょうか??
本当のところは分かりませんが、少なくとも、お客さん(ファン)を喜ばせるために色々なことを我慢して(犠牲にして)行動していることは間違いないと思うのです。
【MLB】大谷翔平から衝撃発言、NYの街は「出たことない」 徹底した睡眠管理「数日前から」
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要は「自分のため」に働いているのか、「誰か(お客さん)のため」に働いているのか?
学生と社会人との違い。
その意識の方向性がきちんと理解できていれば
「やりたくない仕事ばかりで面白くない」などという発想にはならないのです。
「やりたくない仕事ばかり」が当然です。
この本質を履き違えると、どうしても歪みが生まれてうまくいきませんね!
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相談に来た1人が、さらにこう言いました。
「でも、川谷さんは自分のやりたいことをやるために、独立をされたんじゃないんですか??」
・・・・・
続きはまた次回!!
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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