スポーツ選手

「選択」を誤らないために・・・③

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こんにちは!

「選択」を誤らないために・・・第3弾!

「選択」を誤らないためには、考えられるすべての選択肢から合理的に判断することが重要です。

今回は「スポーツ」において、具体的な事例としてご紹介いたします。

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【スポーツの例】

「優勝するために毎日素振り300回」や「〇〇をやれ」「返事はハイのみ」など、これまでのスポーツ界ではある意味「選択肢を1つしか与えられない」ことが当たり前でした。

では「優勝するために毎日素振り300回」をするという選択について、その選択を誤らないために、実際の「選択肢」を考えてみましょう。

①毎日素振りを300回すれば優勝できる

②毎日素振りを300回しても優勝できない

③毎日素振りを300回しなくても優勝できる

④毎日素振りを300回しなくても優勝できない

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このように選択肢をきっちりと理解した上で、自分の判断で素振りを300回するかどうかを決定させるように導くと、主体性が育ちます。

もし指導者としてどうしても「素振りを300回」させたいのであれば、それが「優勝する」ことにつながる確固たる根拠や理由を説明し、納得させなければなりません。

私がここで言いたいのは、どの「選択肢」が正しいのか?が重要ではなく、すべての「選択肢」を出した上で、納得して「選択させる」ことが重要だということです。

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指導する上で「とりあえず素振りを300回やっておきなさい」と選択肢を与えなくすると、「言われたことしかできない選手」を生み出してしまいます。

もし結果的に「選択」が間違ってしまったとしても、次にまた「選択」する時には「選択肢は3つ」になり、また間違ってしまったら「選択肢は2つ」になり…そうしていくうちに、誤った選択をしなくなるのです。

しかし選択肢を与えずにやらせると、それが間違っていた場合に、何も学ぶことはなく、ただ指導者への不満が募るだけです。

そしてその後の人生においても「すべての責任は指導者にある」と錯覚してしまうようになってしまうのです。

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WBC準々決勝、対イタリア戦で、大谷翔平選手が奇襲バントをして話題になりました。

3回の攻撃、1アウト、ランナー1塁の場面。

試合後のインタビューで、大谷選手は次のように語っています。

「あのシチュエーションは無理に引っ張った打球がゲッツーになるのが一番最悪のシナリオ。

リスクを回避しながら、なおかつハイリターンを得られるチョイスをしたつもり。

結果的に一、三塁をつくれたのはよかったのかなと思います」

【WBC】大谷翔平選手164キロの剛速球&大激走のセーフティバント‼準々決勝 対イタリア戦【侍ジャパン】

あらゆる選択肢からベストをチョイス(選択)する。

選択肢を指導すると、こういう選手が育つようになります。

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続きはまた次回!

次回は「子育て」の事例をご紹介します。

「選択」を誤らないために・・・④(子育ての事例)

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