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「選択」を誤らないために・・・④

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こんにちは!

「選択」を誤らないために・・・第4弾!

今回は子育ての事例を見ていきましょう!

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例えば、現代は多くの子どもが学習塾に通うようになりました。

成績向上のため、志望校合格のためなどの目的がありますが、そこで「学習塾に通う」という選択を誤らないために、これまでのように具体的に選択肢を用意して考えてみましょう。

1つ目の要素は「学習塾に通う」or「通わない」

2つ目の要素は「成績が上がる」or「上がらない」

3つ目の要素は「志望校に合格する」or「しない」

今回は3つの要素で考えてみると、○か×かの2択が3要素ありますから、実際は2の3乗で8つの選択肢が出てくるはずです。

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①学習塾に通うー成績が上がるー志望校に合格する

②学習塾に通うー成績が上がるー志望校に合格しない

③学習熟に通うー成績が上がらないー志望校に合格する

④学習塾に通うー成績が上がらないー志望校に合格しない

⑤学習塾に通わないー成績が上がるー志望校に合格する

⑥学習塾に通わないー成績が上がるー志望校に合格しない

⑦学習熟に通わないー成績が上がらないー志望校に合格する

⑧学習塾に通わないー成績が上がらないー志望校に合格しない

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さてこの8つの選択肢になりますが、実際に多くの学習塾は、とにかく①か⑧の選択肢しか与えないよう誘導しています。

これは一番初めにお伝えしたように「二分の誤謬」という認知バイアスが働くために、誤って「学習塾に通う」という選択をしてしまうようになるからです。

しかし実際は、見事に上記8パターンの子どもがすべて出現します。

もちろん割合は均等ではありませんが、どの選択肢にも当てはまる可能性があるのです。

ここで何が言いたいのか?というと…

すべての選択肢を考慮した上で、選択するということです。

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⑧学習塾に通わないと、成績が上がらないし、志望校にも合格できない…

だから①学習塾に通えば、成績が上がるし、志望校に合格できる!

という安直な判断をしてしまっては、結果的に誤った選択をしかねません。

④学習塾に通っても、成績は上がらず、志望校に合格できないこともある

⑤学習塾に通わなくても、成績は上がるし、志望校にも合格できる

そうすると、結局は自分次第だということに気がつくのです。

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その上で「学習塾に通う」という選択をすれば、もし成績が上がらなくても「自分の責任だ」と割り切ることができるし

逆に「学習塾に通わない」という選択をしたとしても、同じことが言えます。

また、事前に選択肢を考えておくことは、想定を増やすことにもつながります。

結果的に、誤った選択をする確率が極端に減るということなのです。

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「子どもの選択」において親が一番やってはいけないことが…

「どうするの?」「どうしたいの?」などと、感情論的に問いつめることです。

感情が入ってしまうと、どうしても「二分の誤謬」へと導かれます。

そうではなくて、「選択肢を用意」してあげることです。

その中で「選択させる」ということをすればOKです。

恋人とのデートの食事で、相手に「何を食べたいの?なんでもいいよ!」と選択を迫られるより

① スパゲッティ

② ラーメン

③ ステーキ

「近くにはこの3つのお店があるんだけと、どれが食べたい?」と選択肢を用意された方が、選択しやすいですね。

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以上、4回に渡って「選択」を誤らないために・・・と題してお伝えしてきました!

お伝えしたかったことは、とにかく「感情」に任せて選択しないこと!

大事なことは、冷静に「すべての選択肢」を用意して、その中から選択する!ということです。

なぜ高級なツボを買うのか?・・・

高級なツボを買うことが悪!というような風潮がありますが、別に高級なツボを買うことがダメなのではありません。

もしそれが悪ならば、それも「感情」に流されています。

すべての選択肢を用意し、考慮した上でツボ買うのであれば、何も問題はありません。本人の自由です。

ただ、それを「極限の状態(二分の誤謬)」にして「買わされる」から問題なのです。

「感情」に流されず、きちんと「考えて」選択する。

それが「選択」を誤らないポイントなのです。

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