指導者

【子育て】好奇心の育て方(主体性)②

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こんにちは!

先週は大阪、福岡、東京、兵庫、岡山、広島と、移動しまくりの1週間、
今週は兵庫、宮崎、沖縄と、またまた長い旅路が待ち構えております。

会場に集まる人の数がだんだん増えてきて、2週間で合計2,000名以上の方へ講演を行います。

多くの方に笑顔が届きますように!!

さて前回に続いて「好奇心の育て方(主体性)」

今回は「マイナスの感情が将来的に大きなリスクになる理由」

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前回お伝えしたように、マイナスの感情というのは「ある特定の感覚」から、条件反射のように生み出されます。

例えば、生まれて初めて虫を触るとき、そこには「プラスの感情」も「マイナスの感情」もありません。

ただそこに、親が「触らないで!」と叱ったり、「汚いからやめなさい!」と怖い顔で言うと、子どもは「虫」=「汚い」「怖い」というものだと感覚情報処理をします。

そしてそれが繰り返されると、虫を見るだけで「条件反射記憶」が出てきて、「怖い」という「マイナスの感情」が生み出され、虫に対して「苦手意識」を持つようになるわけです(好奇心の阻害)。

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これまでに何度もお伝えしてきたように、成長というのは「脳の神経細胞がつながること」です。

つながればつながるほど、様々なことを「多角的に捉えることができる」ようになったり、物事の本質が理解できるようになるので、何が正しいのか?そして何が間違っているのか?が勝手に理解できるようにもなります。

情報過多な世の中でも、必要な情報を瞬時に抜き出し、効率よく物事を判断することもできます。

ですから、他人に騙されることもないし、他人を陥れることもありません。
自分らしさを持ち「自分が何をしたいのかわからない」などと言うこともありません。

全てをポジティブに捉えることができ、不安なことを言われても、まったく影響されることもありません。

現代起こっているような様々な問題は、ほとんどと言って良いほど「自力で」解決できるようになります。

これが、純粋な(本当の)意味での「主体性」です。

また、毎日が楽しくて楽しくて仕方がない!という感じになるので、これが「好奇心」にもつながります。

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マイナスの感情というのは、この「脳の神経細胞のつながり」を阻害します。

また自律神経系の働きを悪くし、様々な精神疾患だけではなく、身体の機能低下によって起こる病気も発症させます。

さらに「感情」というのは、「やる気(意欲)」もコントロールしています。

ですから、中学校、高校、社会人…などの生活の中で「やる気が出ない…」なんていうことも、すべては「マイナスの感情」が原因となっています。

こうなってしまうと、「受け身な行動」「やらされてる感」が出てきて、物事がうまく行かなくなるのです。

そして繰り返しになりますが、生まれたての赤ちゃんは、この「感情」をまだ習得していません。
(泣いたり笑ったりするのは、ただの本能的なものなので、ここでいう「感情」とは意味が違います)

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「感情」は、周りの大人から伝播する「条件反射記憶」によって、習得していくことが大半です。

親や周りの大人の関わり方によって、子どもがどんな「感情」を習得するか?が決まるということです。

親や周りの大人は、とてもとても責任重大なのです。

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さてここまで、あえてズバズバと「いかにマイナスの感情が危険か?」をお伝えしてきました。

今、みなさんはどんな「感情」を抱いていますか??

「責任重大で怖い」
「こどもをマイナスの感情にしてしまっているのでは?と不安」
「そんなのもう遅いし!という怒り」

など、「マイナスの感情」が出てきましたか??

それとも

「よし、じゃあこれからプラスの感情になるよう意識しよう!」
「なるほど!!もっと子どもを笑顔にさせてやろう!」

など、「プラスの感情」が出てきましたか??

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同じことを言われても(読んでも)、人によって「マイナス」「プラス」どちらにでも捉えることができるものです。

これが「条件反射記憶」によって生み出される「感情」です。

この感情を生み出す「条件反射記憶」は、ほぼ4歳〜5歳までに完成します。

ですからこの4〜5歳までに、もし多くのマイナス感情を生み出す「条件反射記憶」が完成してしまうと、将来的に様々な問題を抱えるリスクが高まります。

逆に、ほぼ100%プラスの感情を生み出す「条件反射記憶」が完成すると…???

そしてそこで完成した「条件反射記憶」は、一生涯忘れることはありません。

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しかし安心してください!!

例えば、梅干しを見て「酸っぱい」→唾液が出る…という条件反射記憶がありますが

「チョコレート」と繰り返しイメージをすると、唾液は出なくなります。

このように、条件反射記憶で出てきた感情を、人は知恵やコツでコントロールし、書き換えることができるのです。

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…ということで次回は、プラスの感情を生み出す「好奇心の具体的な育て方」について、お伝えしていきたいと思います。

最後にもう一度!

一度定着した「条件反射記憶」は、書き換えることができます!!

→【子育て】好奇心の育て方(主体性)③

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