指導者

【子育て】好奇心の育て方(主体性)③

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こんにちは!
さてさて子育てにおける「好奇心(主体性)」の育て方!

【第一弾】感覚情報処理システムについて

【第二弾】マイナスの感情が将来的に大きなリスクになる理由

そして今回は…「好奇心の具体的な育て方」

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● 子どもの好奇心を育てるには??

まず前回お伝えしたように、「好奇心」(プラスの感覚情報処理システム)は4〜5歳までに完成しますから、完成前の4〜5歳までの子と、それ以降の育て方について、分けて考えて見たいと思います。

【4〜5歳まで】

これはとても簡単で、親や周りの大人が「好奇心を奪わないこと」!これに尽きます。

例えば、子どもが食べ物をつかんで投げ散らかしているとしましょう。

その時、どういう対応をしますか??

① ダメ!と言って感情的に怒る
② 何も言わずに見守る
③ いいねいいねー!と認める

さてどの対応が「好奇心を奪い」、どの対応が「好奇心を育てる」のでしょうか。

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お分かりかもしれませんが、「① ダメ!と言って感情的に怒る」ことが、「好奇心を奪う」ことになります。

ですから「好奇心を育てる」には、②か、できれば③が良いのです。

もし①の対応をしてしまうと、「投げる」という行為に「マイナスの感情」が結びつきますから、「投げる」ということに億劫になります。

これで、もう野球やソフトボール、ハンドボールやヤリ投げなど「投げる」競技には、将来的に不利になるというわけです。

いや、しかし「食事を投げたらダメだということは、きちんと教えなきゃ!」と言われる方も多いのですが、それは「感覚情報処理システム」がある程度完成した、4〜5歳ごろからでOKで、この段階では「感覚情報処理システム」を優先するべきなのです。

要するに「しつけは4〜5歳から」で、それまでは徹底的に「プラスの感覚情報処理システム」が構築されるように、どんどん認めて、どんどん褒めてあげる!というのが、好奇心を育てる上では非常に重要なポイントになります。

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それでも「いやいや、ちゃんと親として小さい頃から教えなきゃ!」と反論される方も今までいらっしゃったのですが…
(というか、それが普通??)

実際にその方の子どもが、中学生や高校生になられて

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「うちの子全然やる気がなくて…」
「将来何がしたいとか夢がない」
「言われたことしかできない」

などという状況(好奇心がない)になってしまった…というのが現実です。

また、しつけというのは「言う(教える)」ことではなく、そのほとんどは親や周りの人の「行動(行為)」を見て「真似て」習得していくものです。

ですから「ダメ」と叱ったところで、ほとんど意味(効果)はなく、ただ「マイナスの感覚情報処理システム」が構築されるだけ…というデメリットしかない!ということになります。

これはあくまで「食べ物を投げる」という一例ですが、他のすべての行為に対しても同じことです。

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最近はよくうちの子どもと近くの公園に行くのですが、そこでよく「好奇心を奪う」声かけをされている親御さんを見かけます。

・それは危ないよ!やめなさい!
・何をやってるの!ダメって言ったでしょ!

など、子どもがやろうとしている行為に対して、手前で抑止しているのです。
これも「好奇心を奪う」ことになります。

基本的には「じーっと見守ってやる」だけで良いのです。

もし本当に危ない行為なのであれば、何も言わずに退避させるか、注意しながら見てあげればOKです。
それをせずに、「ダメ」と答えを教えてしまうのが、好奇心を奪うことになるというわけです。

やってみないと分からない!
どんどん失敗させて、経験させる!

子どもは生まれながらに最大の好奇心を持っています。
ですからその好奇心をできる限り奪うことがないようにすることが、結果的に「好奇心を育てる」ことになるのです。

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ということで、今回は「好奇心の育て方【4〜5歳まで】」についてお伝えしました。

次回は【5歳以降の子どもの好奇心の育て方】について!

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