こんにちは!
岡山県にある創志学園高校の野球部へ!
今年に入ってから毎月1回のペースでサポートをしております。
到着すると突然、選手が全員ダッシュで集まって、こんな報告をしてくれました。
「先生、おかげさまで春の県大会で優勝できました!」
「教えていただいた『先制点を取る』という秘訣を試したら、全試合で先制点を取れました!」
こういう報告は本当に嬉しいですね。
昨秋の大会では、全試合で逆転勝ち(5試合中3試合がサヨナラ勝ち)。
いつも相手を追いかける試合展開だったということで、何とか先制点をとって試合を優位に進めたい…ということでアドバイスをしていたのです。
それが今回は全試合で先制点を取り、かつ4試合中3試合は初回(1回)に先制点が取れたというのです。
スゴイですね!!
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先制点を取るポイントは2つです。
① 試合開始からベストパフォーマンスを出す
追いかける試合展開…ということは、こちら側は「スロースターター」になっています。
どういうことかというと、スイッチが入るのが遅い(だんだんエンジンがかかってくる)のです。
言い換えれば、競馬でいうところの「差し」ということです。
これは普段の練習を見ればよくわかります。
試合で「スロースターター」のチーム(選手)は、練習でもアップをダラダラしていたり、次の練習への切り替えが遅かったりという特徴が見られます。
また周りの選手の動きを見てから行動したり、コーチや監督に言われないと動けない…という特徴がある場合も。
そういうマッタリとした雰囲気が、試合の序盤で点を取れないことにつながるのです。
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ではどうすれば良いのでしょうか??
これは「集中力」の問題です。
エンジンがかかるのが遅い…というのは、「集中が甘い」のです。
ですから「集中力トレーニング」を行うことで改善されます。
具体的には…
STEP1 集中の感覚(エンジン全開)を習得する
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STEP2 練習のはじめに集中力トレーニングを行う
STEP3 練習後に今日のパフォーマンスについてフィードバックする
これが習慣化すれば、自ずとスタートから集中状態に入ってプレーすることができるようになります。
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② 先手必勝のルーティーン
先制点を取るためには、試合開始の段階で相手よりも「チームエネルギー(氣)」が高くなければなりません。
点数で勝敗が決まる競技は、このチームエネルギーが高い方に点数が入るようになっています。
よく「試合には流れ」があると言いますが、これはチームエネルギーのバランスが関係しています。
ですから相手に流れがいかないようにするには、自チームのエネルギーが落ちないようにすることです。
ではどうすればこのチームエネルギーを高めることができるのでしょうか??
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これにはいくつもの方法がありますが、その一つが「先手」です。
具体的には…
・相手より先に試合会場に入る
・相手より先に挨拶をする
・エール交換は先にやる
・相手より先に整列する
など、常に相手より先に行動する習慣をつけることです。
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また日常生活の中でも
・相手に言われる前に動く
・次のメニューを想定して準備しておく
・次の授業が始まる前に、用意をしておく
など、常に先手で行動する習慣をつけることも重要です。
こういったことで、相手よりもエネルギーが高い状態で試合が始まるため、必然的に先制点が入る(スタートダッシュが決まる)ようになるのです。
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さて今回は「先制点を取る秘訣(スロースターターからの脱却)」をお伝えしてきました。
これはスポーツだけに限らず、
・なかなか身が入るまでに時間がかかる
・エンジンがかかるのが遅い
・取り掛かるまでが遅い
など、仕事でも勉強でも同じですね。
スポーツでも仕事でも勉強でも、原理はすべて同じです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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