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ゴルフでOBを出さないコツとは??

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こんにちは!
以前、講演が終わってからある方からのご質問。

●ご質問
「ゴルフでOBを出さないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか??」

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●回答

まずOBを出してしまう人の多くは、
「このホール狭いなぁ…」
「OBを出したら嫌だなぁ…」
などという邪念(雑念)が湧いています。

狭いと感じている=OBの方向へ『イメージ』がいっているということです。

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私はよく講演で、手が大きくなる、指が勝手にくっつく…という実例をご紹介していますが、
脳は『イメージ』を優先して身体の運動機能も無意識に調整するようにできていますから、OBの方へ『イメージ』がいっている限り、身体は勝手に(無意識に)OBの方へボールを運んでくれます。

例えば、野球の監督がよく
「高めには絶対に手を出すな!高めはダメだ!」
と指示しているケースを見かけますが、こういう指示をしてしまうと選手は
「高め」の『イメージ』だけが強烈に残りますから、まぁまず間違いなく「高め」に手を出しますね!笑

こういう場合は「高めはダメ!」ではなく「低めを打て!」という指示をすれば良いわけです。

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では今回のゴルフの場合はどうすれば良いのかというと、
まず(打ちたい方向に)目標物を決めます

そしてその目標物へ向かうまでの、打ちたい「ボール軌道」を頭の中で描きます。
(飛行機が通った後に残る飛行機雲のような感じで「線」を作ります…)

その打ちたい「ボール軌道」の上を3回ぐらい頭の中でボールを往復させて、あとはその『イメージ』した「ボール軌道」の上を通るように、実際にボールを打てば良いだけです。

はじめは上手くいかないと思いますが、数回やっているうちに『イメージ』通り「ボール軌道」の上を通過してくれるようになります。

要は「狙う」ということをしっかりとやることです。

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当たり前のようですが、OBが多い人はその「狙い」が甘かったり(ぼんやりとしていたり)、意外にその「狙う」ということを忘れてしまっていることが多いのです。

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次に『集中』です。

『集中』とは「雑念が湧いていない状態」ですから、頭の中でごちゃごちゃ考え事をしている(独り言をいっている)場合は、『集中』しているとは言えません。

『集中力』トレーニングとしてこれまでに「ボール積み」をご紹介していますが、
ゴルフの場合、ゴルフボールを上に積み重ねると良いですね!

イチローもやっている、小さな点をみる「一点凝視法」もオススメです。

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まとめますとOBを出さないようにするために…
① 打席に立てば打ちたい「ボール軌道」を『イメージ』しておく(狙う)
② 打つ前に「ボール積み」や「一点凝視法」などで、ボールに『集中』する

ただ『集中力』というのは一朝一夕には高まりませんから
普段から「ボール積み」などのトレーニングはやっておかないと効果がありません。

ホールを回る当日のみ「ボール積み」をやっても意味がありませんのでご注意を!
(イチローは20年以上毎日やっているわけですから…)

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ちなみにですが、OBが出る人は「フォーム」を気にしている場合も多くあります。

「フォーム」を気にしている限り『内向的集中』をしていますから上手くいきません。

実際に打つ際には「フォーム」は一切気にしてはいけません。
「外向的集中」=狙うことです。

(これは野球のバッターボックスに立った時も、全く同じです)

ということで講演後の質問への回答編でございました!!

明るく元気に楽しく笑顔で!!

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