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高圧的な相手への接し方とは??

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こんにちは!

第二子誕生に事務所移転、引越し、新規事業のスタートに講演活動と、人生最大にバタバタした10月を乗り越え、ようやく落ち着いた日々になりつつあるところです。

ということでまたブログをボチボチ更新していきたいと思います。

さて先日の講演終わり、ある方からこんなご相談が。

「高圧的な発言をする上司が苦手で前の職場を辞めたんですが、そういった人とはどう接すれば良かったのでしょうか??」

ということで今回は「高圧的な相手への接し方」について。

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重要なポイントは「どこへ意識が向いているか?」です。

この相談された方の場合、高圧的な発言をする上司に対して「嫌だ」という捉え方をしたということは、その上司の「感情」や「態度」「苛立っている表情」などに「意識」が向いていることが分かります。

しかし本当に意識を向けるべきことは「上司の発言内容」です。

・上司が何を言っているか?
・何を望んでいるのか?

に意識が向いていないと、コミュニケーションは成立しません。

要するに「思考」ではなく「感情」で処理してしまっているわけです。

それでは、伝えたいことを全然理解してくれない部下に対して、より高圧的になってしまう可能性もあります。

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私が学習塾の校長をしている時、すごい剣幕で怒鳴り込んできた男性のお話。

受付のスタッフはその怒鳴り声にビビってしまい、ただただ「すみません」を繰り返していました。

見るにみかねて先輩スタッフがサポート(ヘルプ)に入ったのですが、

男性は「何度も何度も同じことを言わせるな!」とまったく怒りが収まる様子がありません。

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そこで最終的に、校長だった私が出て行ったのですが…

結局「あんたらの生徒が停めている自転車が邪魔で、車が通れない!」というクレームをくださっていることが分かりました。

「要するに、うちの生徒の自転車が邪魔になっているということですよね?」と確認すると

「そうだ!今すぐにどけろ!」ということで、速攻で対応しました。

その後、男性に

「以後、同じことが起こらないように、書面で全生徒へ注意喚起を行います。貴重なご指摘を本当にありがとうございました。」

とお礼の言葉を伝えると

「ホンマ頼むで!!」と言われ、足早に帰っていかれました。

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もしその時に、「怖い」「すごい怒っている」「どうしよう」などと感情で捉えてしまうと「相手が何を伝えたいのか?」が全く分からずに、さらにヒートアップ(悪化)されてしまった可能性があります。

人は、様々な要因が重なり合って、相手に何かを伝える際に、どうしても高圧的になってしまう場合があります。
また自分ではそんなつもりはなくても、相手にとっては「高圧的だ」と捉えられてしまう人もいます。

しかしそんな人と接する中で、「感情」や「態度」など、関係のないところに意識が向いてしまうと、肝心の「話の内容」がどうしても入ってきません。

ですからできる限り冷静に、「相手の話」に意識を向けることが重要です。

「この人、苦手なんだよな」「できれば話したくないな」など、苦手な相手と接するときも同じことです。

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もし、営業マンが「ノルマ」を気にしながら接客していたらどうでしょうか?

まったくお客さんの要望が入ってこないので、トンチンカンな提案しかできなくなり、成約率はグッと下がりますよね。

またスポーツで、高圧的に叱っている監督に対し「やばい」「怒ってる〜」「怖いな」などと考えながら、話を聞いている選手はどうでしょうか?

具体的に何に叱られているか?を理解できず、ただ「はい!すみません!」としか言わなくなり、また同じ失敗を繰り返す可能性がありますよね。

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人と人。

色んな人がいますし、その時その時の状況やコンディションも違います。

会話(コミュニケーション)は、「相手が何を言っているか?」に意識を向けることが重要です。

高圧的な相手に対し、「それはパワハラです」と訴えることも抑止効果にはなるかもしれませんが、

相手の言いたいこと(伝えたいこと)がきちんと理解できれば、その高圧的な発言も、少しはマシになるかもしれません。

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