こんにちは!
昨日は京都の経営者の会で、オンライン講演!
仕事終わり19時〜のスタートにもかかわらず、さすがのバイタリティ!!
おかげさまでエネルギー溢れる会になり、ご参加いただいたみなさんありがとうございました。
さて講演が終わってからの質問コーナー。
時間が過ぎても質問が止まらず、急きょ質問コーナー延長戦!
会は一旦終了したものの、ほとんど全員の方が退室せずに残っていらっしゃいました。
その中で…
「子どもの集中力は、どのようにして高めれば良いのでしょうか??」
要するに、親や周りの大人が、子どもの集中力を高める上で、どのようにすれば良いか?ということです。
今回はこのご質問の回答を紹介したいと思います!
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集中力を高めるには、これまで幾度とご紹介してきたように…
・ボール積み法
・カード集中法
・一点凝視法
など、全部で主に15種類の集中力トレーニング方法があります。
またそれは、一人ひとりの状況や課題によって、ベストは方法で行う必要があります。
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しかし、子ども(特に小学生・中学生ぐらいを想定)の集中力を高めるには、ちょっとまたアプローチが違うのです!!
どういうことかというと…
実は子どもに集中力のトレーニングは、原則必要ないのです!!
!!!!!???
どういうことかというと…
子どもは生まれながら、高い集中力を持っています。
ですから、あえて「集中力トレーニング」と題してトレーニングをすると、逆にそれが「雑念」となって、集中力を下げてしまう可能性があるからです。
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では何がポイントかというと??
そもそも高い集中力を持っているわけですから、その高い集中力を、周りの大人が下げてしまわないようにすることです。
例えば…
・いつまでそんなゲームやっているの!早くやめなさい!
・テレビばかり見ていないで、早く勉強しなさい!
など、子どもが何かに「集中している」場合、それを邪魔しないようにすることです。
じゃあ集中しているなら、徹夜でずーっとゲームさせても良いのか?と突っ込まれるかもしれません。
結論、高い集中力をキープさせる上では、それで構いません。
ただし生活習慣の乱れなど、別の問題もありますから、その辺のバランスは考えないといけませんが。
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また指導をする上で…
・子どもが答えを出す前に、答えを言ってしまう
・スポーツなどプレー中に、指導者が要らぬ一言を言ってしまう
(原則、戦術上の指示以外は、すべて要らぬ一言です)
・話が長い
・練習が面白くない
など、これも子どもの集中力を下げてしまう要素です。
基本的に、子どもは「好きなもの(こと)」に集中します。
ですからそれを嫌いにさせたり、ダメ出ししたりするのも、集中力を下げる原因となります。
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ですから、親や指導者が色々と言えば言うほど、子どもは集中力を下げてしまうということです。
特に、子どもに過干渉を起こす親は要注意です。
間違いなく100%!集中力の低い子どもが育ちます。
じゃあ、どうすれば良いのか?
聞くこと!です。
ただひたすら子どもの話を聞いてあげるだけでOKです。
そしてできればその話に積極的に「同調」してあげると、より GOODデス!
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繰り返しになりますが、子どもは「好きなもの(こと)」「興味のあるもの(こと)」にはとにかく高い集中力を発揮します。
それを阻害して、嫌いなもの=集中できないものをさせても、格段に成果が上がらないだけではなく、集中力を低下させてしまった結果、やる気や主体性が奪われていきます。
もちろん家庭の事情や方針もあるでしょうから、「好きで集中できるもの」ばかりをさせれば良い!ということを言っているのではありません。
あくまで、大人になっても高い集中力をキープするには?という観点で、お伝えさせていただきました。
しかし安心してください。
もし大人になって「集中力が低い」場合は、15種類の集中力トレーニングを実践して、高めれば良いのですから。
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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