こんにちは!
今回は「2020年の最終日に、教育の未来を考える!」
今年はコロナに振り回された1年になりましたが…
これから10年、20年、30年先の未来社会は、一体どのようになっているのでしょうか?
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先日こちらのブログでもお伝えしましたが、私が高校教員時代の教え子から…
「先生、プロの声優としてデビューが決まりました!夢が叶いました!」
と嬉しい連絡がありました❤️
実はこの子、中学の頃から不登校で、高校へ入学してもなかなか登校できなかった女の子なのです。
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当時は…
・友達と関わるのがイヤ
・別に将来の夢があるわけじゃない
・生きているのが苦痛
しかし唯一その子が興味を持っていたのが「マンガ」や「アニメ」だったのです。
学校に交渉してその子のような不登校の子が通えるための「特別部屋」を設置してもらい、私はその子に「家にあるマンガを全部持ってくる」ように伝えました。
そして授業には出ずに、ひたすら朝からその部屋で、一緒にマンガを読み漁ったのです!
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そうすると「だんだん会話が増える」ようになり…
そうすると「友達との関わり」が増え、授業に出席するようになり…
そうすると「卒業したい」というようになり…
そうすると「声優になります!」というようになり…
そして「声優の学校に進学」し…
高校を卒業してから4年で、狭き門であるプロの声優としてデビューが決まったのです!
これこそが!これからの時代に目指すべき、教育の未来ではないでしょうか!!
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ちょっとここで、戦後の「日本教育の歴史」を振り返ってみたいと思います。
戦後、日本の教育は「豊かな日本」を合言葉に、まさに「競争の時代」!
戦争を生き抜いた多くの国民が、色々なことを「我慢」しながらも、「日本の未来のため」に尽くしてきました。
そしてその方々のおかげで「豊かな日本」が実現し、約25年ほど前から日本の教育は大きな方向転換をすることになります。
それが、競争の教育(偏差値教育)による弊害をなくす「ゆとり教育」です。
そして「楽しい日本」の実現へ向けて動き出します。
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「楽しい日本」とは言い換えると「一人ひとりの夢の実現」です。
要するに…
これまで犠牲にしてきた「個」を重視した社会の実現なのです。
具体的に言うと、これからの未来社会は…
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・我慢する必要はない
・周りのために…よりも「自分が何がしたいのか?」
・自分の夢実現が、結果的に周りのためになる
という時代になっていきます。
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違う言い方をすれば…
・周りに言われた通りやっているだけのお利口さん
・「自分のやりたいこと」がハッキリしない
こういう人は、生き残れない時代がやってくる!ということです。
そしてこのコロナ禍における「ひとり時間の増加」「ICT教育」などが、それに益々拍車をかけたといっても過言ではありません。
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また、2週間ほど前に…
小学校で「1クラス35人編成に移行する」ことが決定しました。
現状小学1年生のみ35人学級(2年生〜6年生は40人学級)だったのを、次年度から2年生、3年生…へと順番に、5年をかけて完全35人学級へと移行します。
https://resemom.jp/article/2020/12/18/59572.html
いよいよ一人ひとりの「個」を重視した「仕組み」の構築も始まりました。
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20年、30年後の未来社会はどうなっているのか??
キーワードは…
「一人ひとりの夢の実現(個の時代)」
そして「グローバル化」です。
※詳しくは書籍「できる子・伸びる子の共通点」に掲載しています。
https://sympathyca.buyshop.jp/items/17206366
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そのためにまず家庭でできることは…
「できる限り子どもの「欲求」を満たしてやること」です。
(勉強しなさい!ゲームはダメ!の時代ではなくなります)
そのためにも…
「子どもの心の声(欲求)に耳を傾けているか?」
すべてはそこに答えがあるように思うのです。
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コロナ禍において、様々な制限と我慢を強いられている今だからこそ…
今まで「当たり前」だったこと、何も考えていなかったことから、その答えが見つかるチャンスかもしれません。
2021年も皆様にとって、素晴らしい1年になりますことを心よりお祈り申し上げます!
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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