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【力み(りきみ)をとる】力みの正体とは?②

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こんにちは!

昨日、「力み」の正体の続きです。
「力み」の正体は「随意運動」です。

ですから「動かそう」という意思が働くと「力み」が誕生します。

逆に「力み」がない運動とは「不随意運動」で、これは「小脳運動」と言います。

なぜ「随意運動」が「力み」が生みだすのか?解説です。

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例えば腕を曲げるという運動で考えてみましょう。

「不随意運動(小脳運動)」の場合…

腕は、上腕二頭筋(力こぶ)が働いて、収縮することで曲がります。
反対の上腕三頭筋(力こぶの裏側)が働くことはありません(伸びようとすることはありません)。

(筋肉は必ず対(拮抗筋)になっていて、どちらか一方が収縮すれば、もう一方は自動的に伸びていきます)

ですから上腕二頭筋が働けば良いだけで、実際のところ上腕三頭筋は一切働く必要はないのです。

これは全身の筋肉も同じです。
何かしらの運動をする場合、対になっているどちらかの筋肉のみ働いて、もう一方は働く必要はないのです。

これが自然な運動である「不随意運動(小脳運動)」の仕組みです。
(人間以外の動物は、ほぼこの運動をしています)

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しかし「腕を曲げよう」と「随意運動」をすると、脳が発した電気信号は上腕二頭筋と上腕三頭筋の区別ができず、上腕三頭筋(腕の下の筋肉)まで働いてしまうのです。

もう少し詳しくいうと、例えば「不随意運動(小脳運動)」で上腕二頭筋に「10」の力を伝えたとします。

それだけならその人は何の問題もなく「10」の力を出すことが出来ますが、「随意運動」によって、上腕三頭筋にも「3」ほどの力が発生してしまいます(3という数字はおおよそ)。

そうすると、腕全体としては本来「10」の力で曲げられたのに、逆側の伸ばそうとする筋肉にも「3」の力を生み出してしまうために、全体としては「13」の力が働き、余分な力が加わったということになります。

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これが「力み」の仕組みです。

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さらに、逆側の上腕三頭筋に働いた「3」の力は、伸ばそうとする側に働く力です。
(要は腕を曲げようとする力の邪魔をする力です。)

ですからこの場合「10」—「3」=「7」の力でしか腕を曲げることができず、MAXパワーを引き出すことができなくなります。

先日、阪神タイガースの藤浪投手が、試合中に突如、球速が10km/hほど落ちた…ということがありました。
ほとんど球数は投げていませんので体力の消耗とは考えにくく、これは「随意運動」を始めたからに他なりません。

また「随意運動」は拮抗筋に余分な力が加わるために、コントロールも定まらなくなります。
そして身体のバランスが崩れ、「ケガ」を発症させる可能性が高まります。

ちなみにそれが常習化してしまうことが「イップス」の根本的な原因です。

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「随意運動」は「内向的な集中」と言い換えることもできます。

要するに、意識の焦点が「内側」へ向いている状態です。

例えば歩くとき、別に意識しなくても歩くことができますね。
それを「歩き方」ばかり気にしている状態が「内向的な集中」です。

(ちなみにこの「内向的な集中」がパーキンソン病の根本的な原因です)

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「随意運動」というのは、人の「力み」を生み出し、実力を発揮する上でも邪魔になる存在です。

ですから大事なことは「不随意運動(小脳運動)」をすることです。

そうすることで、無駄な「力み」がなくなり、より最小限の力でMAXパワーを引き出すことができます。

ではどうすれば「不随意運動(小脳運動)」をすることができて、「力み」をとることができるのでしょうか??

続きはまた次回!

明るく元気に楽しく笑顔で!!

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