こんにちは!
昨日は奈良県!
以前私の講演を聞いてくださった方からのご紹介で、企業講演です。
まだまだ知名度の低い私ですから、現在のほとんどの講演はこういったつながりでのご依頼です。
とてもとてもありがたいことです。
さて前回の続き、人前で上手く話せるようになった秘訣?について…。
前回お伝えしたように、ベースは「上手い人のモノマネ」です。
そしてその次に私がやったこと。
ついに私も、実際に授業を担当することになりました。
それはもう緊張して、何を伝えたか記憶にないぐらいでした。
そこで私がやったこととは…???
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自分の授業を「録音」しておくのです。
当時はまだスマホもボイスレコーダーもない時代です。
ちょうど20年前ですから、その時代というと…カセットテープ!笑
再生と録画のボタンを同時に押すもので、それで毎回録音していました。
そして授業が終わって自宅に帰り、それを聞いて振り返るのです。
「良かったな」というポイント、これは「まずかったな」というポイントなど、自分で気がつく限り書き留めておきます。
それで、次の授業の前にはそのノートを再確認してまた授業に臨みます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そうするうちに、自分の授業で出る言葉や対応など、様々なことを客観的に理解することができました。
この発問はまずかったな…とか、伝えたいポイントが全く理解できないな…など。
しかしテープに録音して自分で聞くだけでは、どうしても独りよがりになってしまいます。
なので、月に1回ほどのペースで、先輩の先生や同僚など、他の先生に自分の授業を見てもらうのです。
そして、どうだったか?というのを毎回聞いては直し、また聞いては直し…の繰り返しです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そうしていくうちに、見本としてモノマネをしているNo.1の先生に、とてもとても似てくるのです。
よく子どもたちや他の先生から、どっちか区別がつかないぐらい似ているね!と言われたものです。
モノマネではNo.1になれない…と言われますが、手っ取り早く成長するためには、やはりモノマネです。
そしてある程度まで行けば、そこから自分のオリジナリティが生まれてきます。
これはスポーツ上達の上でも、非常に理にかなったやり方だと、今ではわかってきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こうやって、人前で話す力(トーク力)が磨かれたのだと思います。
あとはこの、モノマネをしては実践、録音して振り返り…を10年ほど続けたぐらいでしょうか。
スポンサーリンク
・・・・・・・・・・
さらっと言いましたが…10年!!!
結構がんばりましたね!笑
そして現在も毎回ではないですが、自分の講演を舞台袖で録音しています。
終わってから帰宅途中でそれを聞き、毎回毎回反省の繰り返しです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私の勤めていた学習塾は、週に2回〜3回の研修が組まれていました。
その研修でも、他のたくさんの、話が上手い先生方の授業が見学できましたし、そのうち私自身が研修担当として、トーク力を指導する立場にもなりました。
その時に伝えていたのは、話し方のノウハウではなくて、自分自身が受講生の前でとにかく見本を見せる!
そしてそれを真似て実践してもらう。
その繰り返しでした。
やはりまず急速にレベルアップするには、モノマネが一番早いですからね!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あと、私が参考にしていたのが「お笑い芸人」!!!
毎週ツタヤでDVDを借りて研究したり、2〜3か月に1回はなんばグランド花月へ行ってお笑いライブも見に行って、いかに観客のハートを掴むか??という勉強をしに行っていたのも覚えています。
そして授業内で、その芸人さんになりきってやってみる。
そうこうしていくうちに、その芸人さんのテクニックも無意識に習得することができたのだと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は生まれつき、人前で話をすることが上手かった訳ではありません。
むしろ逆です。
滑舌が悪く、どもったり噛んだり、とてもじゃないですが向いていませんでした。
しかし、真似る→やってみる→客観的にみる→フィードバックする→改善する…
このようなプロセスで、今はようやく「先生、話が上手いですね!」と言っていただけるようになったのではないかと思います。
(まだ結構、講演中にカミカミになっていますが…笑)
その根底にはやはり、「多くの方々に伝えたい!!」という想いがあるのは間違いありません。
そのために、どうすれば伝わるのか??と努力してきたことが、現在の自分につながっています。
これからもさらに多くの方のお役に立てるように、精進して行きたいと思っています。
明るく元気に楽しく笑顔で!!
スポンサーリンク