こんにちは!
今日は淡路島へ!
淡路島にある中学校の全ソフトボール部の皆さんに加え、兵庫県・徳島県から1チームずつ集まっての講習会でした。
私は集中力講習【理論編】。
そしてその後、私の奥様が集中力講習【実技編】。
夫婦揃っての講習を担当させていただきました。
奥様は、元日本女子ソフトボールリーグのホームラン王。
あの上野由岐子から、歴代で最もヒットを多く打った日本人です。
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今回は実技指導で行なった、「コントロールを良くするための魔法」をご紹介♫
本来、スローイングの技術を指導する場合は、ソフトボールだけでなく野球でも、フォームから入るのが日本流です。
しかし私はこれまで、フォームから指導するやり方を、科学的根拠を持って「否定」してきました。
(これまでに投稿している「スポーツ指導のセオリー」をご確認下さい)
では、どうやって指導するのか??
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まず、10種類以上のボール(球)を用意します。
それには、テニスボールやピンポン球、スポンジボールや、お手玉のような柔らかい球、他にもプラスチックボールなど、様々な大きさ・形・重さのボール(球)が良いです。
はじめに、本来選手の使うソフトボールで何も言わずにキャッチボールをします。
その時の感覚を覚えておいてもらいます。
そして次に、別のボールでキャッチボールをします。
この時のポイントは…
① 腕全体で投げるのではなく、指先だけで投げるように心がける
② 相手の手のひら(ミット)を狙う
③ 指先の感覚を大事にする
何回か投げれば、次は別のボールにチェンジしてキャッチボールをします。
同じように何回か投げれば、また別のボールにチェンジしてキャッチボールをします。
このように、様々なボールに替えてキャッチボールをすることで、様々な感覚を、指先が覚えるようになります。
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そして最後に、もう一度、もとのソフトボールでキャッチボールをします。
そうすると、初めよりも「コントロール」が安定し、かつ飛距離が伸びていることに気がつくと思います。
ややこしいフォームや細かな技術を教えなくても、たったこれだけで「フォーム」が安定し、「飛距離」が伸び、「コントロール」も良くなり、「センス」も良くなることを、ほとんどの指導者が知りません。
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たった、これだけです。
しかもこれは、初心者だけでなく、プロレベルの選手であっても効果的な練習法です。
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例えば、プロの一流選手に話しを聞くと…
・指先の感覚が良いこと
・力みがないこと
・雑念がなく、集中できていること
などが、上手くいっている時の状態だと言います。
そして上手くいっていない時(スランプ)の時ほど…
・フォームばかり気にしている
・力んでいる
・雑念が湧いて、集中できていない
と言います。
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「センス」の良い(上手い)選手ほど指先から滑らかに動いているのに対し、「センス」の悪い(下手な)選手ほど、体の中心からの運動(フォームを気にしている)になっているのです。
ですから初心者であればなおさら、指先の感覚を大事にしたスローイングを指導するべきなのです。
さらに、指先の「感覚」を研ぎ澄ましていると「集中」状態に入りますから、雑念が湧きにくくなります。
ちなみに、指先の感覚がしっかりしていることが条件として、上級レベルに進むために「フォーム」や体の動きを指導するのは問題ありません。
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勉強にも指導する段階があるように、スポーツにも段階があるのです。
小学1年生に、高校で習う微分・積分をいきなり教えませんよね?
そんな難しいことを教えても、理解できるわけないからです。
しかしスポーツの世界では、そんなことがまかり通っています。
初心者に、腕の動かし方や腰の位置、足の踏み込みなどの細かいことを教えて、意味不明にさせています。
もっとわかりやすく、もっとシンプルに!
選手のレベル(段階)に合わせた指導を!!
ぜひ一度、お試し下さい。
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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