こんにちは!
さて前回の続き、集中力の測定方法3つ目にいきましょう!
1つ目「脳波測定」と2つ目「カード集中法」は、数値として測定することが可能です。
今回は「集中状態チェック表」。
数値としては測定できませんが、ある基準と照らし合わせて、自分の集中力状態を測定することができます。
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●集中状態チェック表
スポーツにおける「球技」を例に、集中力の状態による具体例をご紹介します。
これに照らし合わせて、自分がどのレベルに位置しているかをフィードバックします。
《集中力レベル1》何かが気になっている・いつも迷う
練習中やプレー中に、監督の顔色が気になる、自分のフォームが気になる、相手やチームメイトのことが気になる、他人の言動が気になる、気温や天候が気になることや、またいつも迷っている…など、こういう状態が多い人はこのレベルです。
《集中力レベル2》何も気にならなくなってくる
反射スピードが上がる、取れなかったボールが取れるようになる、ミスの数が減る、まぐれで起こる神プレーが増える、自分以外のことが気にならなくなってくる
《集中力レベル3》「ボールに集中」の意味が分かり始める
集中する感覚がわかり始める、プレーがとても落ち着いてくる、動きにかたさが見られなくなってくる、日常的に「無」の時間が増えてくる、コントロールがよくなってくる(精度が上がる)、疲れにくくなる
《集中力レベル4》勝手に勝てるようになってくる
別に勝とうとしていないのに相手が勝手に負けてくれる、負ける気がしなくなってくる、プレーに粘りが出てくる、いつも体調(コンディション)が良い、試合することが楽しい
《集中力レベル5》すべてが自動的で心に活力がある
ボールがよく見えていつでも集中できる、身体が自動的に動いてくれる、いつも何事も楽しい、心はいつも無心である、プレッシャーを感じることがない
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《集中力レベル6》競技の本質が分かり 信念がある
プレーがいつも自然である、目標や目的がはっきりしている、この競技をやっている使命感や信念がある、自分をコントロールする方法を持っている、その競技のみならず何をやってもうまくいく
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以上、集中状態チェック表で6つの集中力レベルをご紹介しました。
具体例をもとに、自分がどのレベルに位置しているか?をチェックすることができます。
ということで、集中力の測定方法について、今回は「集中状態チェック表」についてお伝えしました!
「集中」というのは「感覚」が多いですから、こうやって数値やチェック表などで客観的に自分の「集中力」を測定することは非常に重要です。
その日その日で「集中力」というのは上がったり下がったりします。
測定することで、集中力が高い日と低い日で、プレーの質やパフォーマンスが連動しているのが分かります。
逆にいうと、集中力を安定させれば、プレーやパフォーマンスも安定するということです。
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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【番外編】集中力チェックシート
ちなみに、集中力チェックシートというのもあります。
これはスポーツチームへの指導や企業研修などで、集中力を体感していただく際によく使用しているものです。
今回は具体的には紹介できませんが、また機会があれば!!
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