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【資質向上】成長に必要な条件とは?③

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こんにちは!
今週は、広島・大阪・兵庫・愛知・和歌山・岡山と、講演や個別プロデュースなど、精力的に活動しています。

気がつけばもうすぐ9月!
まだまだ暑い日(熱い日)が続きそうですね。

さて少し時間が空いてしまいましたが…
「成長に必要な条件(資質向上)」の続き、第三弾です。

第一弾 成長(資質向上)」に必要なのは「楽しい」こと
第二弾 なぜ「楽しい」ことが成長(資質向上)に必要なのか?

今回は「どうすれば楽しくなるのか??」について、ご紹介します。

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まず前提としてお伝えしたいのが、「楽しい」と「面白い」は違うんですね。

「面白い」というのは、例えばお笑い番組を見て「ゲラゲラ笑う」というように、持続的ではないのです。
(ヘラヘラ笑っている…というのも、この「面白い」に含まれます)

逆に「楽しい」というのは、それに没頭してしまうように、持続するものです。

気がつけば1時間や2時間もそれに没頭していた…とか、もっともっとやりたい!というような感覚に近いのが、私の意図する「楽しさ」です。

ですから、ただ一時的な欲求を満たすような感情を「楽しい」とは言わないということを、まずは押さえていただきたいと思います。

では「どうすれば楽しくなるのか?」お伝えしていきます。

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・物事を深く理解する

前回、「知能」「知性」を司どる「大脳新皮質」、そして「感情」を司どる「大脳辺縁系」についてご紹介しました。

そこで、これは前回お伝えしていないのですが、この「感情」を司どる「大脳辺縁系」は、「知能」「知性」を司どる「大脳新皮質」にコントロールされているのです。(A10神経という神経でつながっています)

例えば、分からなかったことが理解できて「なるほど!」と「大脳新皮質」に刺激が入ると、「楽しい」という「感情」が生み出されます。

「なぞなぞ」などの問題の答えを考えていると、「大脳新皮質」が活性化され、夢中になって「楽しく」なってきます。

逆に、まったく理解できなくて「大脳新皮質」に刺激が入らなければ、憂鬱になって「楽しく」ありません。

まったく興味のないことを聞かされて「大脳新皮質」が活性化しなければ、話を聞くのが苦痛になって「楽しく」ありません。

このように「感情」は「知能」「知性」にコントロールされているのです。

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ですから、「知能」「知性」が活性化(刺激される)すれば、必然的に「楽しく」なるということなのです。

そのためにも、ある物事を深く理解したり、深堀りしたり、探究したり…このように、ただ単語を暗記するということではなくて、物事の繋がりや概念など、とにかく「深く知る」ことが重要です。

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例えば、歴史という教科で考えてみましょう。

歴史が大っ嫌いだった自分は、学生時代は1192年鎌倉幕府、1467年応仁の乱、1600年関ヶ原の戦い…というように、ただ単語を覚えるように勉強していたのですが

大人になって、その歴史的な背景や、登場人物の心情、考えなどを深く深く知って、またその時代を生きた人々の人間模様やつながりまで見えてくるようになると、今となってはもう歴史が楽しくて楽しくて仕方がなく、数々の書籍を読み漁るまでになってしまいました。

これは、深く「歴史」を知ることで「楽しく」なったということなのです。

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先日ある高校で講演した後に、多くの生徒さんが質問に来ました。

「〇〇についてどうお考えですか?」
「〇〇についてもっと知りたいです」

など…

どうやら授業の中に「探求」という時間があるらしく、自分の興味のあることや調べてみたいことなどを、とにかくひたすら「探求」するというものらしいのです。

もうみんな目を輝かせて、とにかく「楽しそう」!!
ですから、とても優秀な生徒さんばかりだったのです!!

やはり、物事を深く知ることで「楽しく」なる。

これが本来の学校教育の意義(目的)だと思うんですけどねぇ…

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また先日、あるスポーツチームに指導に行った時のこと。

ある選手がやたらと「楽しそう」に練習しているではありませんか!!

様子を見ていると、「どうすればうまくいくか?」を徹底的に研究しながら練習しているのです。

違う言い方をすれば、とにかく「極めよう」としているのです。

この「極める」ということも、「物事を深く知る」ことと同じです。

あーでもない、こーでもない…というように、色々工夫していくうちに、どんどん理解が進んで「楽しく」なってくる。

徹底的に研究したり、極めることで「楽しく」なる。

これが本来の「スポーツ」の意義(目的)だと思うんですけどねぇ…

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「楽しくなるにはどうすれば良いのか?」

楽しくて長くなってしまったので、続きはまた次回!

→【資質向上】成長に必要な条件とは?④

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