こんにちは!
オンラインもボチボチ残っていますが、ほぼ現地でリアルな講演が戻ってきました。
6月残りも大阪・東京・愛知・三重・兵庫と飛び回ります。
与えられた使命をしっかり果たしたいと思います。
さて最近、スポーツをされている子どもさんの「保護者(親)」からご相談を多くいただきます。
今回はその中で、特に多くの保護者の方に共通するものを、いくつかお答えしていきます!!
よくも悪くも、親の力は絶大!
子どもさん(選手)のパフォーマンスがさらに向上しますように!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
① うちの子はプレッシャーに弱く、本番で力が発揮できません
選手は(子どもは)生まれながら、自分のことを「プレッシャーに弱い」「本番で力が発揮できない」と認識していません。
それがいつしか、「自分はプレッシャーに弱い」「本番で力が発揮できない」と思い込むようになります。
まさしくその「思い込み」こそが、自分をプレッシャーに弱くさせ、本番で力を発揮できなくさせるのです。
では、その「思い込み」はどこから来るのでしょうか??
そうです、親や指導者、友人(他の選手)などによる「あなたはプレッシャーに弱いからね〜」「あなたは本番に弱いからね〜」という、ちょっとした一言なのです。
実際、生まれつき「プレッシャーに弱い子」「本番で力が発揮できない子」なんていると思いますか??
間違いなくそれは、生まれてからの誰かから言われた、ちょっとした一言によるものなのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ではどうすれば良いのでしょうか??
簡単です。
「あなたは実は、プレッシャーに強い子なのよ」
「あなたは本当に大事な時は、すごい実力を発揮する子なのよ」
と、過去の「思い込み」を塗り替えるのです。
そこに、幼い頃の具体的な根拠があれば最高です。
もし、もう親が何を言っても聞く耳を持たないのであれば、第三者(指導者や友人など)に協力してもらいます。
子ども(選手)は、誰かから言われるちょっとした一言で、良くも悪くもそう「思い込み」、それでプラスにもマイナスにも転じることを心得ておかなければなりません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
② 試合で観客が気になり、試合に集中していない
これはとても多いご相談です。
ただし私の経験上、選手に「観客、気になる?」と聞くと、ほとんどの場合は「気にならない」と答えます。
試合直前までは「観客を気にすること」はありますが、プレー中に「観客が気になる」なんてことはないのです。
スポンサーリンク
実はこれ、2つのパターンが考えられます。
一つ目は、「観客」ではなく「親」が気になっているパターン。
この原因は、「親がプレーに対してグチグチ首を突っ込んでくる」からです。
ですから、もし親としてその自覚があれば、とにかくプレーに対しては口出ししないことをオススメします。
(親が、監督やコーチという場合は、話が変わりますが…)
たったそれだけでパフォーマンスが一気に向上することは、決してレアなケースではありません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
二つ目は、観客が気になっているのは、子どもではなく「親」というパターン。
こちらの方が多いケースです。
子どもではなく「親自身」が観客の方が気になっているため、子どもが仮にミスをした時に、「観客が気になっているからだ」と錯覚してしまうのです。
そして厄介なのが、試合が終わってから「あなた、観客は気にしてはダメよ」と伝えてしまうと、全然そんなこと気にしてなかった本人が、次の試合から「気になってしまう」ことです。
ですからとにかく、親や子ども(選手)を信じて!ただ応援することに徹した方がうまくいくのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上2つご紹介しましたが、長くなりそうなので続きはまた次回!
次回は…
③ ミスをしないように慎重にプレーをしすぎていて、逆にミスをしてしまう
④ 他の選手より、声が出ていない
この2つのご相談について、回答したいと思います。
ちなみにこれはスポーツだけではなく、勉強(受験)や発表会など、すべてに共通することです。
親の力や絶大!(良くも悪くも)
子ども(選手)のパフォーマンスがさらに向上することを願って!!
明るく元気に楽しく笑顔で!!
スポンサーリンク