こんにちは!
さて「受験における面接の極意」押さえておきたい3つのポイント、第二弾です!
1つ目のポイントは「志願者倍率をチェック」。
ただ「志願者倍率は直前にならないと分からない…」と思われるかもしれませんが、例年を見れば大体わかるはずです。
ひとまず「平均値を取れば合格になるのか?」という情報だけは、しっかり押さえておいてください。
もし倍率が低く、平均値を取れば合格になるのであれば、とにかく基礎基本を徹底!
また、話す内容についても「普通」でOKなので、あまり気にしなくても大丈夫です。
ただ、志願者倍率が高倍率の場合は、平均値でも不合格のため、さらなる対策が必要になります。
私の感覚では2倍を超えるか?超えないか?が高倍率の分かれ道です。
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② 相手を知る!
さて志願者倍率が高倍率である場合、次に「相手を知る」ことが重要です。
ここでいう「相手」とは、もちろん受験する「学校」ですね。
よく日常のコミュニケーションなどで、「自分の言いたいこと」だけ言って自己満足に陥っている人っていますよね?
そのとき、相手はどう感じているでしょうか??
もしその話に興味があれば、じーっと聞いてくれて意気投合できると思いますが、全然興味のない話をされると、相手にとってはとてもとても憂鬱な時間になり、溝を産むことになります。
何が言いたいのかというと…
面接もこれと同じで、「自分が言いたいこと」ではなく「相手の興味のあること」を言えるかどうか?が重要なのです。
そのために「相手を知る」という作業が必要不可欠です。
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では「相手」のどういうところを知れば良いのでしょうか??
例えば、受験する学校のホームページをチェックしてみます。
そうすると、私立の学校では特にそうですが、学校が一番「売り」にしている情報が、一番目立つようになっていることがほとんどです。
・国公立大学〇〇合格
・〇〇国家試験100%合格
のような進学実績や
・世界へ貢献する人材となるために(早稲田大学)
のような「求める人材像」を掲げている学校もあります。
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また「最新ニュース」として記事がアップされている場合もあります。
ホームページに記事として掲載する!ということは、学校としては宣伝している!ということなので、こういう「記事になるような活動ができる子」は、学校としても「欲しい人材」ということになりますよね。
もしホームページを見てもよく分からない場合は、オープンスクールやオープンキャンパスに行くことをオススメします。
そうすると、ほとんど場合「我が校では、こういう人材を求めています」という説明がされます。
そして校舎の目立つところに、多くの学校では「垂れ幕」が掲げられています。
大体は「スポーツ関係」だと思われますが、これも「求めている人材」ということになります。
パンフレットももらえるはずなので、その隅々までチェックしておくと良いですね!
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さて「相手を知る」ことについて、具体的にお伝えしてきましたが…
その上で、面接では「いかに自分が学校にとってメリットになるか?」を伝えれば良いのです。
もし学校が「大学進学実績」ということを「売り」にしているのであれば
「私は将来1級建築士になりたいので、そのためにも入学時から大学受験に向けていち早くスタートを切り、まずは学年トップ10を目指します。そして必ず〇〇大学工学部に現役で合格します!」
というように、相手が求めている内容を、より「具体的に」伝えることです。
例えば「大学進学をするために、文武両道でコツコツ頑張ります」などと、当たり障りのない内容はアウトです。
(それは志願倍率が低倍率であれば有効です)
正直まだハッキリ決まっていなくても、仮で構いませんので、具体的に伝えるべきです。
そうすることで、相手(面接官)は興味を持って聞いてくれるので、より印象に残りやすくなります。
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よく私は学生に、以上のことを説明するときに「これは恋人理論だ!」と伝えています。
面接とは、好きな人に告白をするのと一緒だということです。
告白をするときに、例えば「いかに自分が優しいか」ということをアピールしたところで
相手が「優しいかどうか」よりも「ぐいぐい引っ張ってくれる人」が好きだったら、恋人にはなれません。
恋人になるには、「ぐいぐい引っ張る姿」をアピールすることです。
「いかに自分の筋肉自慢」をアピールしたところで
相手が「そんなことどうでも良い」のであれば、恋人にはなれません。
まずは相手が「どんなタイプが好きか?」を知ることが重要ですね!
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そして最後に…
恋人になれるかどうか?は、告白の瞬間だけで決まるということは、ほぼありません。
告白の瞬間には、悩むことはあっても、ほぼほぼ答えは決まっています。
面接も同じで、面接の瞬間だけで決まるのではなく、それまでにどれだけ相手のことを知ろうとし、交流を深め、対策してきたか?
面接は、その本番だけで決まると思われがちですが、そういったこれまで積み上げてきたことが表情や表現、身体に滲み出てくるもので、プロの面接官はそれをバシッと!簡単に見抜くことができます。
自分の言いたいことを言うのではなく、相手に合わせる!!
これが面接においては非常に重要なのです。
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「受験における面接の極意」押さえておきたい3つのポイント!
次回、3つ目のポイントをお伝えします!
→「受験における面接の極意」押さえておきたい3つのポイント③
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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