こんにちは!
今回は奈良にて安全大会。
2年前に三重支店で講演。
そして昨年10月に奈良県全域の全産業安全衛生協議会で講演。
そこで聞いていただいた方からのご依頼で実現しました。
私がこれまで受験やスポーツの指導で培ってきた「ミス対策」を応用し、「ヒューマンエラー対策」としてお伝えしています。
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2時間前には最寄駅に到着し、いつも通りカフェで最終のチェック。
会場入りすると、まぁ…スゴイ立派な建物!!
担当の方と最終の打ち合わせを入念に行います。
そこで言われたのが…
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この会場は、非常に音が広がって反響がスゴイのです。
ですからゆっくりハッキリと話をしないと聞き取れないんです…。
手前でお話されている方が早口だったため、何を言っているかサッパリわかりませんでした。
申し訳ないのですが、よろしくお願いします。
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講演者にとって、音響はとても重要ですから、私はいつも手前で音の反響は必ずチェックしますから
教えていただけることはとてもありがたい…。
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私は、会場の音の反響などによって、実は話すスピード、間の取り方など、すべて変えるようにしています。
事前にチェックができない場合は、講演開始の3分間で、話しながらチェックしています。
そのためには、話し手側が一方的に喋るのではなく、常に「話している自分」とは「別の自分」が、その声を聞いていなければなりません。
話すスピードが変われば、時間の関係上、当然お伝えできる内容が変わってきます。
そして、受講者(聴講者)の方の反応や表情を見ながら、臨機応変に内容を変更することも必要です。
講師の一方的な「伝えたい想い」ではなく、「伝わるかどうか」がポイントなのです。
今回はいつもの話すテンポの1.8倍ぐらいで進めてみました。
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終わってから受講者の方からこんな質問が。
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「内容はもとより、とても聞き取りやすい話し方で、完全に引き込まれてしまいました。講師を始められて2年とお聞きしましたが、どうやってこの話す技術を磨かれたのですか?才能ですか??」
詳しいことはまた改めてお伝えいたしますが…
今のように講師で全国を回り出したのは2年前の春からと言っても、そもそも私は学習塾の講師をしていました。
日々自分の授業をテープに録音しては聞き直したり、授業の上手い先生の授業を見学させてもらっては真似をしたり、毎週2回〜3回の研修を受けさせてもらったりと、ずーっと毎日「どうすれば伝わるか?」ということを研究してきたことが大きいと思います。
なにせ、それを16年間続けてきましたから…。
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はじめは、ただ話しが上手くなれば「伝わる」と考えていましたが、それは大きな間違いでした。
「伝わる」ためには、相手の求めていることを見極めなければならないのです。
相手の表情や場の空気など、そういったことを冷静に読まないと、ただ一方通行で終わってしまいます。
いかに相手(受講者)の心を読むか…
ビジネスで、いくら素晴らしい商品を売っていても、顧客の求めていないものであれば売れないのと同じです。
受験で、いくら頑張って勉強しても、テストに出ない問題を繰り返していては点数は取れないのと同じです。
やはり、いかに「求められていること」を感じることができるか?が非常に重要なのです。
とはいっても私もまだまだ完璧ではないので、引き続きそういう姿勢でレベルアップしていきたいと思っています。
奈良の皆様、どうもありがとうございました!!
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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