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正しい「反省」・正しい「復習」とは??

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こんにちは!
コロナ禍が落ち着いたせいか、今年は講演のご依頼が急激に増えており、7月中旬までほぼ全日程で予定が埋まりました。

お伝えする機会をいただけることに感謝し、しっかりお役に立てるよう尽力していきたいと思っています。

さて先日、ある受講者の方から、講演が終わってから質問がありました。

「講演の中で『過去を振り返らず、未来に向かって』というお話がありましたが、例えば『反省』というのは過去なので、意味がないのでしょうか?」

ということで今回は「正しい反省」について、まとめておきます。

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結論から言うと、未来のために「反省」をするのか?それともただ「反省」しているのか?がポイントです。

どういうことかというと、ただ「反省」をしているというのは、過去の「失敗」をただ「深掘り」しているだけなので、それは「過去」の失敗を強化してしまうように意識が働きます。

ですから全くもって「意味のない反省」になります。

そうではなくて「何のために反省をするのか?」ということです。

・目標を達成するために
・同じ失敗を繰り返さないために

など、「未来」のために「反省」をすることが重要です。

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例えば勉強で考えてみましょう。

テストで悪い点数を取って、親や先生から「しっかり復習(反省)しなさい!」と言われてしまいました。

その時に…

① 復習をすることが目的になっている(とりあえず間違えた問題をもう一度解いている)

② また同じ問題が出た時のために(同じ過ちを犯さないように)、復習をしている

このどちらの「マインド(意識)」で復習をするか?が重要だということです。

①は、ただ復習をしているだけなので「自分の過ち(間違い)」への意識を強化し、しまいには勉強が嫌いになりかねません。

しかし②は、次の成功(成長)のために復習をしているので、その「自分の過ち(間違い)」は成長するための通過点と捉え、「成功(成長)」への意識を強化します。

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例えば、野球でエラーをしたとしましょう。

① エラーしたことを反省し、「なぜエラーをしたのか?」を考える

② エラーしたことを反省し、「次はどうすれば成功するか?」を考える

①は「エラーをした自分」への意識を強化しますが、②は「成功する(エラーをしない)自分」への意識を強化します。

この「マインド(意識)」が重要なのです。

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例えば、遅刻をした子どもに「反省文」を書かせるとしましょう。

① なぜ遅刻をしてしまったか?に焦点を当てて「反省文」を書く

② 次はどうすれば遅刻をしないか?に焦点を当てて「反省文」を書く

同じ「反省文」でも、その書き方(マインド)で全くもって成果に差が生まれます。

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反省(復習)をする(させる)という行為自体は悪いことではありません。

ただその時の「マインド(意識)」の「向き」が、過去に向かっているのか?それとも未来へ向かっているのか??

もし「過去」に向かっていると、それがだんだん嫌になり、自己嫌悪に陥る場合もあります。

しかし「未来」に向かっていると、「良い経験ができた」とポジティブに捉えることができ、結果的に成功や成長につながります。

何のために「反省」をするのか??

未来のために「反省」をする。

決して、マイナスの「過去」を強化してはいけません。

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