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猫背!肩こり!悪いバランスの整え方!

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こんにちは!
2月に入ってからは兵庫、静岡、愛知、宮城、岩手、大阪、岡山と講演で飛び回り、昨日は久しぶりにエネルギーダウンでぶっ倒れてしまいました…笑

今日は久しぶりに、自宅でまったり仕事をしております。

さて、先日あるスポーツ指導者の方からこんなご相談。

「猫背の選手がいます。どうも身体バランスが悪いので、なかなか上達しません。猫背はどうやって治すのですか?」

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かつてプロ野球のスカウトの方とお話しをしている時に、こんなことを聞いてみました。

「選手のどこを見ているんですか?」

もちろん「どこ?」といってもたくさん要素があると思うのですが、そのスカウトの方は特に重要な点として

「身体のバランスを見ています」と答えられました。

理由を聞いてみると…

「バランスが悪いというのは、どこかに歪みがあるということです。

その歪みがケガを引き起こしたり、調子の波を生み出します。

やはり一番は「バランスが良いかどうか?」

ですからいくらアマチュアで結果を残していても、バランスが悪い選手には声をかけません」

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身体のバランスが悪いと、日によって違うちょっとした「ズレ」を毎回修正しなければなりません。

アマチュアであれば、たまたま大事な大会の日にその「ズレ」がピタッと合えば、上手くいくことがあります。

しかしプロの世界では「毎日同じパフォーマンス」を求められますから、その「ズレ」が致命傷になるということなのです。

(アスリートの世界だけではなく、お仕事も同じですね)

ですから常に「身体のバランス」を整えておかなければ、活躍は難しくなるのです。

では「身体のバランス」を整えるにはどうすれば良いのでしょうか??

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私もこれまで色々と試してきたのですが、「身体のバランス」を整える上で、まず大事なことは…

「身体のバランスを整えようとしないこと!」です。

〇〇しよう!とすることは、また新たな歪みを生じさせます。

バランスが悪いところへ、またバランスを整えよう!とすると上手くいかず、むしろ悪化するのです。

ではどうすれば良いのでしょうか??

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▪️ 〇〇しよう!ではなくただ「感じる」!

これまでの研究の中で
ただ「感じる(感覚を研ぎ澄ます)」ということだけで、身体は勝手にバランスを整えてくれることが分かってきました。

例えば「猫背」の人は、自分が「猫背」だということに気がついていません。

身体のバランスが悪い人も、自分の身体がバランス悪いということに気がついていません。

要するに、自分は「猫背になっている」「身体のバランスが悪い」と「感じる」ことなのです。

決してこれは他人に指摘されて、猫背やバランスが悪くなっていると「認識する」ということでありません。

あくまで「自分の感覚」で、「何かバランスが悪くなっているな」「猫背になって肩に負担がかかっているな」と「感じること」です。

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そうすれば人は無意識に「フォードバック装置」が働いて、バランスを元通りに戻してくれます。

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▪️「感じる」ためのおすすめ3選

では具体的に「感じる」ための方法について、私がこれまでやってきた中でオススメを紹介します。

① フェルデン法

これは私が最も活用している方法です。
これによってこれまで多くの選手のパフォーマンスが著しく向上しました。

詳しくはこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
フェルデンクライスの考え方とメソッド

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② 内観法

女子(女性)の場合は、ほぼフェルデンでバランスがよくなりますが、男子(男性)の場合はこの「内観法」の方が効果がある場合があります。
特に、普段から「感じる」ことが疎かになっていて、「感覚」よりも「思考」タイプの人にオススメです。

詳しくはこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
内観療法とは?具体例や効果、指導者の振る舞い方について詳しく解説

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③ 立ちバランス

これは最も手軽なやり方なので、時間がない時にはよくこれを使っています。
(ある意味フェルデンの簡易版といっても良いかもしれません)

・両足裸足で、かかとを揃えて床の上に立ちます

・左右のバランスを感じます
(どちらに重心があるか?)

・もし左足に重心があれば、右足に負荷をかけて整えます
(右足に重心があれば、左足に負荷をかけて整えます)

・次に前後のバランスを感じます
(かかと重心?つま先重心?)

・ほとんどの方は「かかと重心」になっていますから、前に負荷をかけて「母指球重心」になるように整えます

・再度かかとを揃えて床の上に立ちます

・左右のバランスが整っているか?母指球重心になっているか?チェックします

・整ったことを確認すれば、全身のバランスを感じてみます

身体まっすぐ、心地の良いスッキリ感が得られます。

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以上、「感じる」ためのオススメ3選をご紹介しました。

繰り返しになりますが、「バランスを整えよう」としてはいけません。

「バランス」を「感じて」ください。

その「感覚」が研ぎ澄まされれば、勝手にバランスが良くなるように、人間の身体はできています。

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