こんにちは!
前回の投稿からは愛知、広島、兵庫と講演やセミナーへ行ってきました。
緊急事態宣言があけて、少しずつリアルでの講演が増えてきましたが、オンライン講演も引き続き実施中です。
リアルな講演はもちろん、オンラインはオンラインの良さがありますね。
今後しばらくは、オンラインとリアル講演、開催目的によって使い分けがされそうです。
さて前回は「人前で上手く話すコツ」ということで、まずは「技術(スキル)」アップの方法についてお伝えしました。
その上で、今回はさらに重要なポイントをご紹介しましょう!
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友人の結婚式に参列した時のこと。
友人代表としてスピーチをする予定の女性が、なんだかソワソワしていて落ち着きがありません。
声をかけてみると…
「もう心配で心配で…全然落ち着かなくて…」
そこで彼女にこう聞いてみました。
「どういったことが心配なの??」
「みんな聞いてくれなかったらどうしよう…とか、上手く話しができるか?が心配です」
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そこでこう聞いてみました。
「誰にこの話しを伝えたいのかな?」
「もちろん新郎新婦です!」
「だよね!だから新郎新婦が喜んでくれるように、気持ちを込めて伝えてみてね!」
「わかりました!」
そうすると彼女は堂々とスピーチを終えて、会場は拍手喝采に包まれたのでした。
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スピーチをする女性は、
・上手く話しができるかな?
・みんな聞いてくれるかな?
ということに集中していたようです。
しかし本当は、新郎新婦のためにスピーチをするのです。
ですから「新郎新婦が喜んでくれること」が一番重要なのです。
そこがズレていると、いくら流暢に話しをしても、上手くいかないんですね!
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さて「人前で上手に話す」ための重要なポイントがわかりましたか??
例えば、会社である新規商品のプレゼンをするとしましょう。
いくら説得力のある数値を使ったり、見栄えの良い資料を用意しても、その「目的」がズレていると相手には伝わりませんね。
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・それは何のためのにプレゼンするのでしょうか?
・何をもってプレゼンが成功と言えるのでしょうか?
そこをハッキリさせることで、上手く相手に伝わるかどうか?が決まります。
ちなみに、自分の「昇進」や「利益」のためや、上手く話せるかどうか?など、「自分」に集中して話しをすると上手くいきませんのでご注意です。
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リクルートの人事担当として、学生に話しをするとしましょう。
この場合、上手く話しができるかどうか?はまず、「話しをしている人が輝いているか?楽しそうか?」が重要になります。
そして、社員が「成長できる場かどうか?」など、学生が求めているものをしっかりとPRできるかどうかです。
要は「相手の求めていること」が伝えられればOKなのです。
相手が求めていないことをただ伝えても、そこに共感も同調も生まれませんね。
ですから「自社のメリット」や「働きやすさ」などをいくら伝えても、相手が求めていなければ、上手く話しができたとは言い切れないのです。
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「人前で話しをする」ということは、必ずその「目的」が存在するはずです。
そしてまた「相手」が存在します。
・誰のために話しをするのか??(誰に伝えたいのか?)
・何のために話しをするのか??
これをはっきり明確にすることが「人前で上手く話しができるかどうか?」の生命線とも言えます。
決して「上手く話しをすること」や「流暢に話しをすること」など、自分に集中してはいけません。
ということで、今回は「人前で上手く話すコツ」をご紹介しました!
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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