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【ジャイアントキリング】強豪チームが負ける理由とは?

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こんにちは!

東京オリンピック開幕!
そして高校野球は甲子園をかけた戦い、またインターハイも開幕!

スポーツ色が強い今日この頃。

よくジャイアントキリング!なんて言葉がありますが、これはなぜ起こるのでしょうか??
今回は「優勝候補」と言われながら敗戦してしまう「強豪チーム」にフォーカスしてみたいと思います。

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試合は何が起こるかわからない…
戦力からすれば絶対に勝てるはずなのに、なぜ負けてしまうのでしょうか??

今回、私がサポートしていた高校野球チーム。

昨年秋「優勝」
今年春「優勝」
しかも全試合コールド勝ち。
今年に入ってまだ公式戦は無敗です。

しかし

もはや県内敵ナシ!下馬評でも圧倒的優勝候補に挙げられながら、準決勝で敗退しました。

戦力的に見ても明らかに優勢だったにも関わらず、最後は延長サヨナラ負けを喫してしまったのです。

まさにジャイアントキリング!

さて、なぜこんなことが起こるのでしょうか??

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ジャイアントキリングが起こるたった一つのキーワードは「研究」です。

格上相手に勝つには徹底的に相手を「研究」することです。
そしてその上で「戦略」を立てます。

いくら相手が強豪チーム(強豪選手)であっても徹底的に研究して、その隙をついていくことで勝機が見えてきます。

逆にいうと、強豪チーム(強豪選手)はその上をいく研究が必要です。
そこを疎かにして「自分たちは強いんだ」と一度勘違いしてしまうと、その隙をつかれて太刀打ちできなくなります。

以前勝ったからといってそれは過去。
過去の栄光にすがっていては、成長はありませんね。

これがジャイアントキリングが起こる理由です。

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神戸出身、柔道の阿部兄妹が、見事にオリンピックで金メダルを獲得しました。

会見で兄の阿部一二三選手が、こんなことを言っていました。

「相手は徹底的に自分の持ち味を封じにくる。だからワンチャンスをものにできるかどうかが勝利のカギだと思っていました。そのワンチャンスをモノにするための練習を繰り返してきて、そのワンチャンスをモノにすることができてよかったです」

相手の研究の上をいく研究で、見事に金メダルを獲得することができたのです。

常勝と言われるチームや選手は、とにかくこの「研究」を怠りません。

現状維持ではダメなのです。

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今回準決勝で敗退した高校野球チーム。

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選手にどれだけ「相手チームの研究」をしているか?聞いてみると
「県内はどのチームもよく知っているので!」
と返ってきました。

また「相手チームのビデオは見てないの?」と聞くと
「見ました。結構打ちやすいんじゃないかと思います」
と返ってきました。

これは「研究」していない証拠ですね。
ただし捕手の選手だけは、朝から晩まで練習以外はずーっとビデオを見て、相手バッターを繰り返し繰り返しメモをとって研究していました。

結局この捕手は最後まで、大活躍だったのです。

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試合とは「試し合い」です。

勝てばOK、負けたらダメなのではなく、大事なことは試合を通して自分を磨き、高めることです。

またこれは「オリンピズム」の考え方でもあります。

強い、弱いに関わらず、常に「研究」を重ねて己を高める!
この姿勢が、私はスポーツの根底にあるべきだと思っています。

もちろんそれは、選手だけではなく指導者やそれを支える周りの人達も同じです。

優勝候補だったのに準決勝で負けた高校球児たち。
こういった失敗経験があるからこそそれを活かしてまた強くなり、さらなる高みへと上っていけます。

なぜ負けたか?しっかり研究すればさらにレベルの高い自分に出会うことができますね。
これからも一人ひとりの未来を、しっかりと見届けたいと思っています。

オリンピックが開幕しました。
色々と失敗しながら研究に研究を重ねてきた選手たち、そして指導者やそれを支える人達による戦いを、ぜひ楽しみましょう!!

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