こんにちは!
高校生時代から携わっております、阪神タイガースの西純矢投手。
本日5月19日。
甲子園で行われた対ヤクルトスワローズ戦で、初登板・初先発!
初回は緊張もみられましたが、5回をノーヒット・ノーランのピッチングで、初勝利を飾りました!
《デイリー》阪神・西純矢 初先発初勝利「初回は緊張」も球団初の快挙 デビュー戦5回無安打無失点
今回はそんな西純矢に関するエピソードを!
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《ガッツポーズの西!》
西純矢が一躍有名になったのが、2018年の夏の甲子園。
高校2年生の夏でした。
当時最強と言われた大阪桐蔭高校に、唯一公式戦で勝利した創成館高校(長崎)との試合で、1試合16奪三振を奪って完封した時。
結果はもとより、三振をとったときの「ガッツポーズが豪快すぎる!」と話題になりました。
しかし次の試合でその豪快な「ガッツポーズ」を審判に注意され、本来の投球が出来ずに敗戦。
ネットでは…
・あのガッツポーズは相手を侮辱する行為
・そんなことで投球を乱すなんで、まだまだだな
・人間教育をした方がいいんじゃないの?
などと散々叩かれ、本人もショックを受けていました。
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《ガッツポーズの裏話》
このガッツポーズは、もともとはそんなに目立つものではありませんでした。
それが実は…
この夏の大会の数ヶ月前に、西のお父さんが急死したのです。
脳幹出血で45歳の若さだったそうです。
最後にお父さんと交わした言葉は「甲子園に出てくれ!」。
それから「天国にいるお父さんに、甲子園をプレゼントするんだ!」という強い気持ちで戦っていました。
そういうことから西は、天国にいるお父さんに向かってガッツポーズをしていたのです。
その気持ちがどんどん強くなって、豪快なガッツポーズになっていったのです。
甲子園が決まった時のインタビューで西は
「お父さんが背中を押してくれました」と答えました。
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《人間性を磨く》
とはいっても、中には「相手に対して威嚇するようなガッツポーズ」があったのも事実。
監督は…
「野球を通して人道を学ぶ、プロで活躍するためにこれから1年間でみっちり鍛える!」ということで何度も教えを説いたり、たくさん本を読んだり、人間性についてたくさん学ぶことをはじめました。
・相手へのリスペクト
・審判へのリスペクト
・球場関係者、応援してくださる方へのリスペクト
・感謝
などの考え方だけではなく
・道に落ちているゴミを拾う
:誰でも相手より先に挨拶
など、行動についても即実行していました。
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《練習量は人一倍》
先輩である髙田萌生(楽天イーグルス)、難波侑平(日本ハムファイターズ)は、とにかく練習量が並大抵ではありませんでした。
しかし西純矢はそれを超える、とにかくひたすら練習する男。
高校2年生の夏以降は、実は某プロ野球球団から西専用のトレーニングメニュー表をもらっていて、それをこなしていました。
しかしそれでは物足りず、オフシーズンは練習場から学生寮まで20kmの道のりを走るなど、プロへ行って活躍するイメージを持って取り組んでいたのです。
またあまり知られていませんが、西は成績も優秀でした。
あまりにもガッツポーズの印象が強すぎて、破天荒なイメージが定着していますが、もうとにかく真面目で素直、そして勉強熱心!!
ただ野球が好きで好きで仕方がない…それが西の根底にあるのですね。
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《プロへの想い》
そんな努力が実を結び、2019年10月のドラフト会議で、阪神タイガースに1位指名で入団することになります。
その後、西に電話でこんなことを聞いてみました。
「プロになって何をしたいんだ?」
そうするとこう返ってきました。
阪神タイガースファンの方はもちろんなのですが、違うチームのファンの方も、野球を知らない方も、自分のプレーで日本中が元気になってくれたら嬉しいです。
私はその言葉を聞いて、プロでの活躍を確信したものです。
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《3年ぶりの甲子園》
3年前の高校2年生の夏、鮮烈な甲子園デビューを飾った西。
実はその試合直前、西からこんな相談がありました。
西「今日、調子が最悪なんです…どうすれば良いですか??」
私「甲子園、ワクワクしないか??」
西「ワクワクします!」
私「それだけでいい、そのワクワク感だけ大事に!良いピッチングをしようとかは考えず、ただワクワクする気持ちで投げれば良いよ!」
その試合から3年経って、本日甲子園でプロとして初の1軍デビューで、見事初勝利!
しかもノーヒットピッチング!
おめでとう〜!!!
本人はインタビューで「運が良かっただけです」と答えていましたが、それも実力。
これからも日本中が元気になるようなプレーを期待したいものです。
みなさま今後とも、応援よろしくお願いいたします❤️
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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