指導者

【イメージコントロール】子どもを伸ばす言葉かけとは??

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こんにちは!

週末から、東京へ高校ソフトボール部のメンタル指導、神奈川で企業研修、そして昨日は大阪へサッカークラブチームの指導者研修と、今年最後のハードスケジュールをこなしています。

今日は兵庫県の高校へ、そして明日は愛知へ!

また自宅へはなかなか帰れそうにありません。

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さて大阪のサッカークラブチームの指導者研修会で、とても意識の高い専任コーチ陣と交流することができました。

お伝えしたポイントの一つが「イメージコントロール」。

人間の脳は「イメージ」を優先するように全てが働きます。

一人ひとりの持つ「イメージ」によって、そのイメージ内の情報が無意識に脳にインプットされて、現在の自分を作り上げています。

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例えば…

・「できる」イメージがあると、できるための情報だけが脳にインプットされ、結果的にできるようになります。

しかし

・「どうせ無理だ」と「イメージ」していると、無理になる情報だけが脳にインプットされ、結果的に無理になります。

このように、人間誰しもがほぼ平等に情報が与えられているにもかかわらず、当の本人の「イメージ」によって、どの情報を取り入れるかを決めているのです。

できると思えばできる、できないと思えばできない!それは全て、本人が決めていることなのです。

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ならば、指導者の役割でもっとも重要なことは何か?が見えてきます。

・お前はホントミスばっかりして、全然ダメなやつだな!

と選手に言うのか?それとも…

・ミスは忘れて!トライしよう!さぁもう1回!必ずできる!!

と選手に言うのか?

どちらの方が、選手は「良いイメージ」を持つことになるのでしょうか?

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ただ、「選手にどういう言葉をかければ良いのか?」

という質問を事前にされていたのですが、大事なのは「何を言うか?」ではありません。

同じことを選手に言っても、その選手の状況によって「どういうイメージを持つか?」が違うからです。

大事なのは…

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「相手がどういうイメージを持つか?」です。

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また「イメージ」というのは、プラスかマイナスという2極性のものではありません。

例えば…

・レギュラーになることをイメージしている選手

・次の大会で優勝することをイメージしている選手

・日本一のなることをイメージしている選手

・オリンピックに出ることをイメージしている選手

・オリンピックで金メダルをとることをイメージしている選手

どうでしょうか?みな「プラス」のイメージを持っているにもかかわらず、まったく質の違う「イメージ」になっています。

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これは一般的に「意識の差」と言われていますが、このように「イメージ」には大きさ(規模)という概念が存在しますね。

「イメージ」の規模が大きければ大きいほど、入ってくる情報が多くなり、また情報の質も向上します。

では指導者として、選手をどのように導いていけば良いのか?もうわかってくると思うのです。

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繰り返しになりますが、人間の脳は「イメージ」を優先します。

指導者をはじめ、我々大人は、選手(子ども)の「行動」ばかりが目に止まります。

しかしその行動は、その選手の過去の「イメージ」から作られたものです。

ですから行動を指摘するのではなく、「イメージ」を変えてやらねばなりません。

行動というのは、その選手の持つ「イメージ」が表面化して出てくるものです。

その表面化した「行動」をヒントに、プラスで大きな「イメージ」を持たせることが重要なのです。

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