こんにちは!
前回の投稿からの動きは…神奈川、東京、そして今日から2日間は広島に滞在しております。
神奈川へは毎月行っている企業研修。
東京へは、今月からスタートする、都立高校へのメンタル指導。
これから1年弱で、都大会優勝、インターハイベスト8を狙いに行きます。
そして広島へは年16回実施予定の企業研修、今回は9回目となりました。
そこで、ある受講者の方からのご質問。
職場に「感情」の起伏が激しい人がいます。
いつも文句を言っていたり、感情を自制することができません。
どのように言葉をかけたり、どのように接してあげれば良いでしょうか??
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以前、実際にあった「電車内」での出来事。
5歳ぐらいの女の子が、もう尋常じゃないぐらい大声で泣いています。
電車には30人ほど乗っていたでしょうか。
しかし、その隣に座っているお父さんは、泣いている女の子を放置しているようで、一切なだめようとしたり、泣き止ませようとする気配はありません。
それを見かねたのか、向かいに座っていた男性が「感情的に」…
「うるさいんだよ!早く静かにさせろ!!」と、お父さんに向かって怒鳴っています。
そこでお父さんは、こう返答をしました。
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すみません。
先ほど、この子の母親が交通事故で急死したという連絡がありまして…
今、病院に向かっているところなんです。
それを聞いた男性は…
「そうでしたか。そうとは知らず、失礼いたしました。どうぞ泣かせてやってください!」
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人の「感情」というのは、「大脳辺縁系」という脳が司っています。
そしてその「大脳辺縁系」の周りに、人は「大脳新皮質」という「知性(知能)」を司る脳が発達しています。
つまり「感情」は「知性(知能)」によってコントロールされているということです。
先ほどの怒っていた男性のように、人はふと「感情的」になってしまうことがあります。
しかし、それを深く知ることによって(知性によって)冷静になり、「感情」をコントロールすることができました。
ですから、自分の「感情」を制御するためには、それをもっと深く知ることが重要なのです。
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まさしく今日、新幹線で広島まで向かっている最中に、通路を挟んで反対側に、どうやらお父さんと息子らしい2人の男性が座っていました。
それが何やら、やたらとうるさいのです。
ましてやお父さんは電話で、大きな声でベラベラと話し始めました。
「ん〜〜新幹線では、車両と車両の間に出て電話するのがマナーでしょ!」と私は思ったのですが…
よくよく2人の会話を聞いていると、ちょっと事情がわかり始めました。
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どうやらお父さんは、とても久しぶりに息子に会ったようなのです。
ここからは推測も含みますが、数年前に離婚して、親権は母親。
お父さんは久しぶりに息子に会い、男2人で旅行に向かっているところです。
ですからお父さんは張り切って、息子が行きたい場所を聞き出し、すぐさまお店を予約したり、行く場所に電話をして話を聞いたり…
要するに、良いところを見せようとしていたのです!
そう察した途端、「なんかお父さん、良いなぁ〜!」と微笑ましく思ってしまったのです。
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生活している中で、ムカつく!ふざけるな!など「感情的に」なってしまうことは多々ありますね。
ただその時に、その「感情的」になってしまう原因をもっと深く知ることで、「感情」がコントロールできます。
「ホントあの人、いつも嫌味ばっかり!!ムカつくわね!!」
と思ったその人も、実は家庭に問題を抱えていてストレスが溜まっていたり、借金をしていてどうしようもなかったり…深くその人のことを知ることで(見えない部分が見えることで)、許せるようになるのです。
何事も、表面的な事象だけをとらえずに、深く知ることですね!!
明るく元気に楽しく笑顔で♫
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