こんにちは!
今日は沖縄の宮古島に来ています。
明日の企業研修のため、前泊です。
さてここまで「力み」の正体ついて、解説してきました。
今回は実際に「力み」の取り方についてお伝えしましょう!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「力み」の正体は「随意運動」にあり!でした。
これまでお伝えしたように、「随意運動」とは「〇〇しよう」など意識的な運動で、「大脳運動」と呼ばれています。
ですから、「力み」をとるには「大脳運動」をやめれば良いのです。
要するに「思考」を停止することです。
言い換えれば、「〇〇しよう」などと欲張らず、開き直って「無心」の境地で運動しましょうということです。
ただ、それが難しい…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
例えば野球選手がバッターボックスに立ったとき、「絶対打ってやるぞ」「打てなかったらどうしよう」「次の球種はなんだろう」などと思考してしまいます。
その思考(意思・想い)が強ければ強いほど、人の「力み」は強くなってしまうので、体には余分な力が入り、逆に打てなくなります。
「随意運動」をやめて「無心」で運動するための簡単な方法は、「集中」することです。
「集中」についてはすでにお伝えをしていますので、それを読んでいただければご理解いただけると思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ポイントは、「対象に向かって集中する」ことです。
スポンサーリンク
先ほどの野球の話で言えば、対象とは「ボール」です。
もっというと「ボールの回転」に「集中」です。
もしくは、人は小さい点などをじーっと見ると「集中」状態に入りますので、打つ前にバットに書いてある小さな文字や点をじーっと見てから打席に入っても良いですね。
イチロー選手は1球1球その儀式をやっていますが、それは1球1球「無心」の境地を作り上げているということです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ただ試合などの大事な局面だけ「集中」して「力まない」ようにしようとしても、そんな簡単にはできるわけがありません。
普段の練習で「力んで」いる人は本番でも、よほどの好条件が整わない限り「力み」ます。
ですから普段の練習や私生活全般でも「集中」するという習慣が必要です。
ではなぜ「随意運動」をしてしまうかというと…それは指導の問題です。
それはこれまでに紹介していますので、また見てみてくださいね!
「力み」をなくし、ぜひ多くの選手にベストパフォーマンスを引き出してもらえることを願っています🎵
明るく元気に楽しく笑顔で!!
●正しいスポーツ指導とは?MENTALTRAINING GUIDE BOOK
スポンサーリンク