こんにちは!
先ほどまでテレビで、このコロナ騒動の発端?となった「ダイヤモンドプリンセス号」の対応がどうだったか…の検証と、そこから何を学ぶかという番組が放送されていました。
今回のように余程のことがない限り、我々人間は「未来のために」過去の事例から学ぼう!ということはなかなかやりませんね。
そういう意味で、こういった情報発信がされ始めたことに、ちょっと前へ進み始めたな…と感じたわけです。
しかし厳しい言い方をすれば、「やっと気づいたか!」という感じでしょうか。
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我々人間は、「未来」を見たり「未来」を創るという素晴らしい能力を持っています。
その能力を使って、今日まで様々な建造物や生活を豊かにするためのモノや情報を創造し、社会を形成してきたわけです。
ただし現在多くの人が、「今をどうするか?」しか考えていないことに、私は常々危機感を感じてきました。
問題は後回し!
そんなことより「今」をどう乗り切るか?しか考えてこなかった…ということです。
「今をどうするか?」は人間以外の動物でもできます。
人間が人間たる力を発揮するには、「未来」のために力を使うことです。
それを私は「先手力」と呼んでいて、これまで講演や書籍を通して、発信してきました。
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何が言いたいのかというと…
・同じような感染症で人類は過去に何度も苦しめられてきたのに、政治家や研究者はなぜ事前に対策をしてこなかったのだ!(きちんと対策を打っていれば、ここまで後手の対応にはならない)
・休業要請などで倒産に追い込まれたり、資金面で苦労している事業者…こういう時のために、なぜ貯蓄してこなかったんだ!
・一般の方々もコロナに怯えて不安がっていますが、なぜこれまで何も知識を得てこなかったのだ!
(知識があれば、不必要に不安がることはない)
とても厳しい言い方ですが、これは「未来」を見ずに、「今」しか見てこなかったことが原因です。
そうなると全てが「後手」になり、対策や対応が遅れるのは仕方がありません。
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過去に人類が直面してきた現実から学んでいれば、「もしかして…」と事前に対策ができたはずですね。
(余談ながら、これは「クレーム」事例と同じ原理です。)
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上記のように言うと、少し前ならば多くの人から大反発を食らったことでしょう。
「あなたは何もわかっていない!」と。
このように人は「自分には責任はない」「国が悪い」「コロナが悪い」とすぐに責任転嫁してしまいます。
ただし責任転嫁しているうちは、まだ平和ですね。
今回のように本当に困ったときに、人は「自分たちでなんとかしなければ!」と「過去の自分」「過去の事例」から学び、過ちを正すようになります。
逆にいうと、「困ったときしか考えない」のです。
そしてコロナを通して、地球から警告が出されました。
だから、人類は今、試されているのです。
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・地震や津波に代表される、ここ数年起こっている異常気象
・地球温暖化などの深刻な地球環境の劣化
・奇病の発生、ガンの若年層化、アレルギー性疾患の多様化
・絶えることのない民族間同士の紛争、殺し合い、テロ
・核に対しての不安や恐怖
などなど…私はこのままで地球の「未来」は大丈夫か?と強い危機感を感じています。
我々の子ども、そしてその子どもが生きる世界では、もっと深刻な問題になりかねません。
子どもたちに「負の遺産」を残してはなりません。
そういう意味でも、もっと人類が「未来」のために何ができるか?と問いかけて、他人に依存することなく、一人ひとりが「過去から学び」、「先手力」を高めることが急務ではないかと思っています。
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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