こんにちは!
今日は講演や研修の打ち合わせが2本。
そして雑誌の取材が1本。
打ち合わせの1つは、先週私の講演を聞いてくださった社長さん。
「ぜひうちの社員への講演をお願いしたい」ということで、7月に講演が決定しました。
全社員1000名ほどの大きな会社さんです。
ここからさらに何度も打ち合わせを重ねて、最高の講演に仕上げていく予定です。
そして打ち合わせのもう一つは、3月から始まる企業研修の打ち合わせ。
もうかれこれ5回ほどは打ち合わせを重ねています。
こちらは誰もが知る大手製造メーカーで、役職者の方々への研修です。
研修は講演と違って「成果」が重要ですから、念入りに念入りに打ち合わせが必要です。
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さてどんな研修かというと…
「段取りをよくしたい!」というご要望です。
ある同じ仕事をするにしても、半日でサッと仕上げてしまう人もいれば、1日かかっても終わらない人もいる。
これは会社全体からすると非効率なわけです。
ですから、みんながハイパフォーマーになれるように、底上げをしたい…ということです。
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では「段取りをよくする」ということはどういうことなのでしょうか??
「段取り」をよくするには、その仕事をするにあたって「事前にストーリーが見える」ことが必要です。
言い換えると「俯瞰的にみる」「客観的にみる」ということもできます。
「段取り」の上手い人は、仕事に対してある程度の見通しが立っていて、道具の配置や準備が的確にできています。
よって、物事を短時間でパッパッとこなしていけるわけです。
一方で「段取り」の悪い人は、一つひとつ目の前にあるものを確実にやる傾向があるので、道具の配置が悪かったり、思い出したように次の行動へと移るために、非常に時間がかかってしまうのです。
ですから「段取りをよくする」ためには、少し先の(一歩先や二歩先)が見え、そしてゴールからの逆算ができるようにしなければなりません。
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これにはまず、ある一定の経験が必要です。
初めてやるものには「段取り」も何もありませんから、経験していくうちにだんだんと効率化できてきて、「段取り」がよくなるのです。
例えば、初めてある場所へ行くときは、乗り継ぎや経路など、初めてですから分からないことだらけです。
しかし何度も何度もそこへ足を運んでいくうちに、最も早いルートが見つかり、余裕も出てきて、最短でいくことができるようになります。
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しかし今回は、ある程度経験を積んでいるにも関わらず、全く「段取り」がよくならない人がいる…というのです。
それは何が原因かというと、「目の前のことに全力投球」できていないからです。
誤解のないようにいうと、「頑張っていない」ということではありません。
他の何かがメンタルブロックになって「雑念」が湧いていたり、やらされているマインド「受け身」であることです。
要するに、言われたことをただやっているだけ…など、行き当たりばったりの状況では、「段取り」は一向に良くならないのです。
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また、学生時代に何かを努力して最後までやり遂げた経験がない人も、なかなか「段取り」は良くなりません。
例えば私が学習塾の講師をやっていたとき、決まってテスト前にこんな質問が来るのです。
「勉強の仕方を教えてください!」
その時は決まってこう返していました。
「勉強の仕方は自分でしか見つけられないんだよ」
「まずはやってみる。それをもっと短時間でやるにはどうするか?と考えていくうちに、残ったものがあなたの勉強の仕方だよ!」
これが「段取り」につながるのです。
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しかし最近は豊かになりすぎて、多くのものが苦労せずとも簡単にできてしまう世の中です。
ですから、あまりそういった経験をしている人が少ないのも「段取り」がよくならない原因の一つです。
そして学生時代に親から「勉強しろ!」と言われて、とりあえず10分で終わる勉強を30分に引き伸ばしたり、また何もせずにぼーっと机の前に座っていれば褒められる…というように育てられた人も、「段取り」が悪くなるパターンです。
そういった様々な教育背景から「段取り」がよくならない人がいる…ということを理解しなければなりません。
ではどうすればその「段取り」が良くなるのでしょうか??
誰でも「段取り」が良くなるものでしょうか??
答えはYES!!
続きはまた次回!
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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