こんにちは!
今日は講演のため、人生初!の栃木へとやってきました。
宇都宮駅近くの会場で講演です。
宇都宮といえば「餃子」!
餃子好きの私からすれば、もうルンルン気分です♬
せっかくなので、3件ほど餃子専門店をハシゴしてきました。
さて前回の続きです。
今回はようやく「ジャンプ力」アップの具体的方法についてお伝えします。
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人間の体内の活動には、随意系(意識活動)と不随意系(無意識活動)があります。
随意系とは、筋肉のように意識して動くものです。
不随意系とは、心臓や内蔵など無意識で勝手に動くものです。
人間の殆どの機能は「不随意系」で動いています。
つまり、肉体機能の殆どが自分の意思に関係なく勝手に動いているということです。
「プレー中、無心になれ、空っぽになれ」とよく言いますが、これは「不随意系」に任せなさいということです。
もし「不随意系(無意識活動)」でプレーすることができたら、誰でも素晴らしいプレーヤーになることができます。
日頃の練習で「随意系(意識運動)」の動きを極力減らし、「不随意系(無意識運動)」で行うことができたら37兆個の細胞が協力してあなたを強いプレーヤーに育ててくれます。
この不随意系の細胞たちのことを「もうひとりの自分」と呼びます。
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では次に「もうひとりの自分」をうまく動かすための知恵をお話したいと思います。
「不随意系(無意識活動)」に任せるには、「随意系(意識活動)」からお願い(情報の橋渡し)をしなければなりません。
実は、そのお願いの仕方にちょいとしたコツがあるのです。
このコツを掴むと、飛躍的に「ジャンプ力」がアップするということなのです。
例えば、K高校バスケ部男子の選手にジャンプ力向上のコツを伝授したことがあります。
結果は、ほとんどの選手がわずか5~10分でジャンプ力を10cm(伸びた人は20cm)以上ジャンプできるようになりました。
バレーボールでは、30cm伸びた人もいます。
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そのコツは??
まず、頭の中を空っぽにしなければなりません。
否定的な感情やネガティブなイメージを排除させます。
そのために集中力を高めます。
(集中力の高め方は、以前紹介した「一点凝視法」で十分です)
次にジャンプの目標を決めます。
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K高校ではバスケットゴールのバックボードやゴールのネットに目標を決めてもらいました。
その目標に意識活動として「目のピントを合わせる」ことをします。
それ以外の随意系を働かせてはいけません。
心は、常に無心です。
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目標点にピントを合わせたらそれに向かってジャンプします。
それに届かなくてもがっかりしてはいけません。
2回目を同様に実行しましょう!
これを繰り返すことで「不随意系(無意識活動)」がその気になってきます。
その気になってきたかどうかのチェックは、ただ一つです。
「全身が熱くなってくる」です。
37兆個の細胞が協力し始めた証拠です。
諦めず、前記の方法を繰り返します。
気が付けば、驚く程ジャンプ力が伸びています。
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繰り返しますが、人間の内的な活動には「随意系」と「不随意系」があります。
人間のほとんどの機能は、「不随意系」で動いています。
つまり、肉体機能の殆どが自分の意思に関係なく勝手に動いているということです。
ならば「随意系」の動きを極力減らして「不随意系」へ「君に任せたよ」にしてみたらどのようなことになると思いますか?!
答えは、全細胞の総意により正しい方向へ進化・成長させてくれるということになるのです。
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一般的に「ジャンプ力」をアップさせるには、筋力トレーニングやフォーム、足の踏み込み方などを「意識」させられます。
そうです!「意識」する段階で「随意系」が動いていますから、それでは上手くいきません。
これまでも繰り返しお伝えしてきましたが、「フォーム」を直すことはすべて「随意系」が働きます。
そういう理想の動きというのは、基本は見よう見まねです。
これを「フィードフォワード」と呼んでいます。
本当に運動能力の高い選手は、みな「随意系」運動をしています。
ぜひ、頭を空っぽに!
全身の細胞がジンジンするように練習してみましょう!!
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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