こんにちは!
今日はこれから尼崎!
自宅から徒歩圏内の企業さんでの講演です。
過去最も自宅から近い場所での講演、行ってきます!
さて前回からの続き。
メンタル(心)を強くする上で、「主体性」はとても重要なキーワードになります。
「自主性」というキーワードもよく出てきますが、ちょっと意味が違うのです。
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■ 自主性と主体性の違いを知る
・自主性
自主性とは、他人からの干渉や保護を受けず、独立してことを行うこと。
もう少し噛み砕いて説明すると、自主性は単純に「やるべきこと」は明確になっていて、その行動を人に言われる前に率先して自らやることです。
よく指導者に練習をしていて「もっと自主的に動け」と言われたりします。
自主性を言い換えると「同じやるなら、やれと言われてからやるのでなく、自分でやろうと思ってやれ」という意味です。
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・主体性
主体性とは、いろいろな状況下においても自分の意志や判断で行動すること。
「主体性」は、何をやるかは決まっていない状況でも自分で考えて判断し行動するということです。
主体的な人とは「目的は何かを徹底して明確にして、それを満足させるために何をどうのようにするかを自分で考えて後のリスクを承知で行動することができる人のことをいいます。
主体的な人は、準備などの自主的行動をする前にその目的を考えます。
そして、その目的が「チームを良くすること」であると定義したら、準備の自主行動以外にもっと合理的に準備するために部員で話し合いしようと提案して実行することができます。
「主体性をもって行動する」ということは、自分で状況を判断して、自らの責任で最も効果的な行動をとるということです。
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■ 「自主性」と「主体性」の違い
「主体性」は、やるべきことをやるだけにとどまらず、場合によっては、今までやってきたことが効果的では無いから「やめる」と判断することも出来ます。
「自主性」は、やるべき事をいかに人に言われる前にやるかということなので、自分で物事を考える習慣はつきません。
反射的に行動することが多いのです。
この2つの大きな違いは、自分の新皮質(心)で物事を考えるか、考えないかにあります。
「自主性」は自分の頭で考えないが「主体性」は自分の頭で考えなければならない。
また「主体性」は、とった行動の結果について、自分が責任を負うという要素が含まれます。
強い選手を生み出すチームは、「主体性」を育てる工夫をしています。
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しかし、多くのチームは「自主性」を育てることに主眼があります。
「主体性」を育てることができれば、新皮質は大きな力を持つようになり心の強化(精神力=メンタル)も自然にできるようになります。
繰り返しになりますが、「メンタル(心)」を強くするためには、「やりたいという想い」を強くすることです。
そしてその回数で勝負します。
「やりたいという想い」とは「希望」です。
「希望」を創生することが、「主体性」が身につく上ではとても重要なポイントになります。
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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