こんにちは!
昨日は「兵庫」の講演からそのまま近くのホテルで宿泊し、
朝から「愛媛」へ移動して講演でした。
片道4時間半!
先ほどようやく帰ってきました。
明日は京都で講演です。
バッチリ疲労回復させて臨みたいと思います。
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昨日の講演後、あるお母さんからのご相談。
相談はいつでもどんなものでも嬉しいものです。
「うちの子はゲームばかりやって、全く勉強しない!どうすれば止めさせられますか??」
ゲームだけではなく、パソコンやスマホゲームなども同じです。
…ということで新シリーズ!!
「それって実際のところどうなの?」という疑問にお答えします!
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まず根本的なことからですが…
「なぜ子どもがゲームばかりするのを、止めさせたいのでしょうか??」
もし、明確な答え(根拠のある答え)があれば、それをそのまま子どもに伝えてあげれば良いのです。
明確な答えというのは「子どもが納得する答え」ということです。
それがないのであれば、なぜゲームを止めさせる必要があるのでしょうか??
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お母さんにお伝えしました。
「最近のゲームは精度が高く、めちゃくちゃ賢い脳に育ちますよ!」
そうなんです。
最近のゲームは立体的になり、戦略や戦術を考えたり、クリアするためにあらゆる方法を駆使しなければなりません。
また、オープンワールドといって自分の意思で好きなところへ自由にいくことができるなど、バーチャルではありますが、様々な体験をするものもあります。
もう素晴らしく脳を進化させることができるのです!!
人間の脳は、現実と非現実とを区別しませんからね!
ちなみに私も昨年ごろ「物事を俯瞰的に見る」トレーニングのために、PS4を買って「メタルギアソリッド」と言うゲームをひたすらやっていました。
おかげで視野が広がり、脳を進化させることができました。
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最近のゲームは賢い脳に育てるためには非常に良いんです。
ただ、問題は「やらせ方」です。
ゲームをすると取り上げられるかもしれない、怒られるかもしれないという不安感でやっていると、ゲームをすることが目的となってしまうので、賢い脳には育ちません。
ただストレスを発散させているだけなのです。
ですから無意味にダラダラと長時間ゲームをやり続けます。
このケースは、親の目を盗んでコソコソと隠れてゲームをやるなどの傾向があります。
これはよろしくありません。
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大事なことは、クリアすること、よりベストを出せるように…などと、より精度を高めるようにゲームをすることです。
それはどんどん脳が賢くなってきます。
(正確には、脳の神経細胞ネットワークが広がる・神経細胞をつなぎだす)
そこにはストレスはありませんから、ある程度の時間が来れば納得して、勝手に自分からゲームを終えます。
その「やらせ方」「やり方」がとても重要なのです。
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決して勉強などさせずにゲームをやらせましょうと言っているのではありません。
ただ、「ゲームは悪!」「意味もなくゲームはダメ!」という固定観念を捨てましょう!と言っているだけです。
ゲームはゲームで素晴らしい!と知っておいた上で、「ゲームは1日1時間まで」「ゲームは週に2日だけ」などと、家庭でルールを決めてさせるならばそれで良いですし、ゲーム禁止!としても良いのです。
もちろん好きなだけゲームをやらせても良いわけです。
そのルールについては家庭の自由ですからね。
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最後にお母さんにこうお伝えしました。
「ぜひ一度、お子さんと一緒にゲームをやってみてください!」
「お母さんも脳が進化しますよ!」
一緒にゲームをすれば、子どもももう、隠れてゲームをすることはなくなりますね。
「お母さんに勝つ!」というように、脳を賢くなる側に使えるようになるかもしれません。
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「これはこうだ!」「こうすべきだ!」「こうあるべきだ!」という固定観念は
自分が育てられた過去からやってくるものです。
時代は大きく変化しました。
ですからそれが本当に正しいか?正しくないか?を見極めることが重要です。
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その上で「ゲームをやめさせたい」のであればどうするか…??
人は満足できなければ、それをやめようとはしません。
満足できれば、次のステージへと進みます。
散々お酒を飲みまくった翌日は、「一生お酒は飲まない!」と誓うものです。
それがポイントです。
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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