指導者

【兵庫県】中学生講演へ行ってきました!〜自主性・主体性を育むには??〜

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こんにちは!
兵庫県の公立中学校600名の生徒さんへ講演に行ってきました。

ひと昔前は兵庫県でも一番荒れた中学校だったらしいのですが、今はホントに落ち着いて、真面目な生徒さんばかりでした!

私が会場へ入ると、だ〜れも喋らず、全員がじーっと座って待ってくれているのです!
これには驚きました。

思わず「すごい!!」と声が漏れてしまったほどです。

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ただ、私は人を育てる(見る)プロです。

これが「自らの意志(自発的に)喋らずに待っている」のか、それとも「喋ったら怒られるから」「黙って座っておけ!と言われたから」なのか?では大きな違いなのです。

私はそれを見破るために、あえて講演のはじめに堅苦しい雰囲気を壊し、色々なワークを入れながら「なんでもOK!」を強調しました。

「隣の子とおしゃべりOK!!」
「トイレに行きたくなったらすぐに行ってOK!!」

みんなきっちり体育座りをして座っています。

「足を崩してOK!」
「姿勢が悪くてもOK!」
「一番楽な姿勢でOK!」

そうすると、全員がみるみるうちに喋り出し、姿勢を崩し始めたのです。

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人間の能力開発に「やらされている」はタブーです。
ですからまず、子どもたちを「解放」することにしました。

そうすることで、子どもは「自分のしたいこと」を取捨選択できるようになります。
これが最近よく言われている「主体性」「自主性」の第一歩です。

「主体性」「自主性」の第一歩は「自由さ」であり、そこから生まれる一人ひとりの「チョイス」です。

「不自由」で「やらされている」ままでは、潜在能力を引き出すことはできませんね。

しかし「解放」なんてことをすると、子どもは全く話しを聞かずに、崩壊するのではないか??
と疑心暗鬼になります。

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「解放」しはじめは、好きに喋って、姿勢も崩しまくっていた子どもたち。

もう素晴らしいですね!!
これぞ!素直な子!!

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しかし私の話しが進むにつれて、だんだんと喋る子が少なくなってくるのです。
そして、姿勢もどんどん良くなってくるのです!!

子どもたちが「自主的に!」自らそうすることを選んだのです。

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もしずーっと好きに喋って姿勢が崩れたままであれば、それは「講演が面白くないから」にすぎません。
そうなればそれは、「私の実力不足」ということです。

興味を惹かせられなかった講師の責任です。

それを「きちんと聞け!!」と子どもの責任にはできませんね。
何を選ぶか?は子どもの自由なのですから!!

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これは社会に出ても同じことが言えます。
「やれと言われたからやっているのか?」それとも「自ら進んでやっているのか?」

とても重要なことですよね。

私はまず子どもたちに、その「自由さ」や「人間の可能性」を伝えています。

「〇〇しなければならない」に「自由さ」はありません。
「自由さ」から「〇〇したい!」が出てくるのです。

そんなことしたら秩序が乱れるじゃないか!!と言われることもあります。

しかし本当は…
「秩序を保つ」→「〇〇しなさい」→「不自由」ではなく
「自由」→「〇〇しよう」→「秩序が生まれる」なのです。

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誰でも無限の可能性がある!!
その可能性を引き出せるのかどうか?は自分の心が決める!!

キラキラと目を輝かせて聴いてくれる子どもたちに、私は感動すら覚えました。

子どもたちにはぜひ、希望を持って、大きく可能性を引き出してもらいたいですね!!
明るく元気に楽しく笑顔で!!

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