こんにちは!
今日は大阪にて、色々な経営者の方や職場のリーダーの方への講演。
意識が高く、みなさん日本を背負って立たれている方々ばかりで、気合いが入りました!
詳しくはまたアップするとしまして…
終わってからは懇親会にも参加させていただき、先ほど帰ってきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私はよほどの理由がない限り、出来るだけ懇親会などには出席します。
理由は2つ。
① 講演がどうだったか?のフィードバック
② 普段どんなことで悩み、どんなことで困っているのか?現場の意見が聞ける!
特に2つ目が大きな理由です。
そこである社長さんからこんなご相談。
「うちの会社は色々な研修に取り組んでいるのですが、入社直後の若者に、どんなことを教えてやれば良いでしょうか?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
詳しく聞くと、どうやらコミュニケーションスキルや、マナー研修など、様々な研修をされているようなのですが、どうも離職率が高いらしく、長年、当たり前のようにやってきた研修スタイルで良いものか?と悩まれていたようです。
私ならば何を伝えるか?と聞かれましたので、こうお答えしました。
「学校では絶対に習わない、知っておくべきビジネス法則を叩き込みます!」と。
ということで、その中のいくつかをご紹介します。
(新入社員に…という観点で捉えてください)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●メラビアンの法則●
人が他人を受け入れるまでに4つの壁があります。
第一の壁・・・外見、服装、表情
第二の壁・・・態度、姿勢、しぐさ
第三の壁・・・話し方、声の大きさ、抑揚
第四の壁・・・話の内容
ここで興味深いのは、第一の壁と第二の壁である、外見や服装、表情、態度などの視覚情報から55%も判断されていて、第四の壁である話の内容(言語情報)はたった7%しか判断基準になっていないことです。
ちなみに、話し方や声の大きさなどの聴覚情報が残り38%の判断基準となります。
つまり、いくら良い話や面白い話をしても、服装や表情次第で全く信用してもらえなかったり、好感を持ってもらえない場合が非常に多いということです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●一貫性の原理(いっかんせいのげんり)●
人は自身の行動、発言、態度、信念などに対して一貫したものとしたいという心理が働く。
この心理を「一貫性の原理」と呼びます。
この心理の根底には、一貫性を保つことは社会生活において他者から高い評価を受けるという考え、複雑な要因の絡み合った社会生活での将来的な行動決定において、より簡易に行動を決定することができるなどの要因があるといわれています。
逆に言うと、一貫性のない主張を繰り返している社員や、一貫性のない商品を販売している会社は、社会から信用されないということです。
スポンサーリンク
公約や主張がコロコロ変わる政治家が信用されないのと同じですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●返報性の原理(へんぽうせいのげんり)●
人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱きますが、こうした心理のことを言います。
この「返報性の原理」を利用し、小さな貸しで大きな見返りを得る商業上の手法が広く利用されています。
例では、試食がそうです。
試食は本来、無料で食品を提供し、その味をお客さんが確かめ、購買に値すると判断した場合に買ってもらうと言う、プロモーション戦略のひとつですが、お客さんは店員から直接食品を手渡されることによって、その味いかんにかかわらず、商品を買わなければいけないという気持ちになることが多いのです。
但し、お客さんが求めていない状況で積極的に試食や購入を促す場合は、「返報性の原理」より、前回お伝えをした「一貫性の原理」が強く働くことになります。
また、高額商品を勧めて断られた後に低額商品を勧めると、お客さんは断りにくくなる心理が生じます。
これは高額商品を売ることを諦めて、低額商品に切り替えるという相手の譲歩に対して、こちらも譲歩しなければという心理が働く、返報性の原理によるものです。
この心理を応用した交渉術を「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」(譲歩的依頼法)と呼ぶこともあります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●10000時間(1万時間)の法則●
The New Yorkerのスタッフライターであるマルコム・グラドウェル氏が提唱し始めた法則で、モーツァルトやビートルズなどのアーティストや、世界的に有名なスポーツ選手がその分野で活躍するための練習にかけた時間は10000時間がひとつの目安となるそうです。
みなさんにも世界的に有名になりたいような分野がありますか?
毎日、何時間ずつ取り組めば10000時間を達成するのでしょうか?
・平日4時間ずつ⇒約9年7か月
・平日8時間ずつ⇒約4年9か月
・毎日4時間ずつ⇒約6年10か月
・毎日8時間ずつ⇒約3年5か月
・毎日12時間ずつ⇒約2年3か月
・週末8時間ずつ⇒約12年
・週末2時間ずつ⇒約48年
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いかがでしょうか??
ビジネスで成功されている方ならばよくわかるはずです。
こういう本当に知るべき法則を、若いうちに知っているのと知らないのとでは、将来大きな差が開く…と。
明るく元気に楽しく笑顔で!!
明日も大阪にて企業講演、楽しみです♫
スポンサーリンク