正しい受験勉強のやり方として、実力考査や入試など、真の実力をあげる方法を前回に続きお伝えします。
③必ず点数をつけよ!
ゴールにあたる問題をやるとき、必ず点数をつけることがポイントです。
全然解けなくて、20点でも30点でも良いのです。
ただし、一度点数をつけた後に、これを何点にしたいという目標だけは設定するようにしましょう。
もしそれが入試ならば、合格ラインが何点なのかを確認しておくことです。
今の点数が良いのか悪いのかが問題なのではありません。
大事なことは、ゴールとの差を感じて、どうすればこの差を埋められるかということです。
日々過去問題などをやっていき、日々点数をつけていけば、それが自分にフィードバックされ、勝手に目標点数に近づくように脳はなっています。
点数から逃げてはいけません。
点数に一喜一憂してもいけません。
点数とは、目標までどれぐらいなのかを教えてくれる必須アイテムなのです。
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④弱点を潰す!
ゴールにあたる実践問題を解けば、何が自分の弱点かが見えてきます。
例えば理科の「運動」という単元が苦手だ、国語の「古文」が全く点が取れない…という具合です。
それが見えてくれば、ここでようやく弱点補強のために単元別の学習に入ります。
①で、ちまちまと単元ごとの勉強はしてはいけませんと言いましたが、自分の弱点にあたる単元が理解されていない状況で、やってはいけませんということです。
ゴール問題を解いて、いつも点を落とす単元(弱点単元)がわかれば、それを補うための勉強が必要です。
それには今まで使用していた問題集やワークなどを使います。
そしておおよそ理解できてくれば、またゴール問題をやって、時間を計って、点数をつけて、さらに弱点を探して…というふうに繰り返すだけです。
そうすれば必ず点数は上がってくるはずです。
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⑤分からなくてもすぐに解答(解説)は絶対に見るな!
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「定期考査」の勉強の仕方では、時間を短縮(効率よく)するために、横に解答(解説)を置いて勉強しましょうと言いましたが、「実力」をつけるための勉強にこれをやってはいけません。
その理由は、「実力考査」は初見の問題がほとんどです。
それを自分の力で何が何でも解答しなければならないのです。
それを普段から、分からなかったらすぐに解答を見るという習慣がついていると、実際テストになったときに解答できなくなってしまうからです。
よく解答欄に空白が目立つ人は、これを肝に銘じておかないといけません。
もし時間が限られていいても、とにかく答えまで行き着く練習が必要です。で
すからそんな簡単に解答に頼っていてはいけないのです。
そして答えを出した後に(過去問題などであれば全てやり終わった後に)、解答を見てじっくりと理解していきます。
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さて、ここまで「実力考査」の勉強方法についてまとめてきました。
スポーツで言えば、大事な大会の前はやはり「練習試合」をたくさん組みます。
そうすれば総合的に俯瞰して自分のチームの弱点がわかるからです。
ゴールから物事を考えて、足りないものを補うというのが一番効率が良いのです。
それを練習試合もせずに、ずっと素振りやシュート練習ばかり繰り返していてはどうでしょうか?
それが試合をした上で、バッティングの調子が今ひとつだなぁと感じて練習するのであれば、素振りをする意味がありますが、そのゴールのイメージがなく、ただひたすら素振りをしていても効果は少ないのです。
まずはゴールを確認して、足りないところを補っていくということが重要なのです。
あとはとにかく実践練習→弱点補強→実践練習→弱点補強…という具合です。
ぜひ効率の良い勉強方法で、志望校の合格を勝ち取ってください!
明るく元気に楽しく笑顔で!!
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