こんにちは!
私はチームを指導する際に、2つの条件を兼ね揃えているか?またその精度はどうか?を見ています。
その条件が、勝てるチーム作りにはとても重要なのです。
2つの条件とは「システム」と「心」。
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システムは「ひとりでにそうなってしまう仕組み」のことです。
システムの意味は、個人やチームが特別な努力や配慮や留意、あるいは注意をしなくても、いつの間にかあるべき結果が出るための適切で有効なストーリーがあるということです。
勝てるチーム作りは、目的・目標を達成するために、改善、改革を行い、よりよい方法を見つけ出し実行することです。
特定の個人の異常なほどの努力が必要なのではなく、慣習に従っていればひとりでによい結果が出るような仕組みをつくることが大切です。
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高みに行くためにこんな例えがあります。
高みを「山」と置くと、高い山が誕生するには大きく分けて二通りの自然の力が必要です。
一つは、火山です。
噴火することによりマグマが地上に出てそれが幾重にも堆積して山が高くなるというものです。
これが特定の個人の異常なほどの「努力」と言う意味です。
もう一つが地球のしわです。
地表が両側から押されて隆起して山ができます。
これはシステム(仕組み)によってひとりでに売上が上がるというシステムの例です。
「勝つための努力ではなく、勝てる仕組みを作る」これが大切です。
それは目標達成からの逆算管理により、長期計画・中期計画・短期計画、そして日々の練習メニューだけに限らず、保護者会との連携や地域(学校)との連携などがこれに当たります。
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次に「心」とは、そこに「熱意」や「本気」「愛」などの心が必要だということです。
いくら勝てるシステムを構築したからといって、それを実行するのは「人」です。
それを真剣に(本気で)取り組み、全身・全霊・全力でやらなければなりません。
そしてその中に、指導者としての愛があり、選手と一体となって戦うことが重要です。
「システム」と「心」、このどちらが欠けてもうまくいきません。
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ちなみにこれは、ビジネスでも同じことが言えます。
売れるシステムとは、店舗を持つことやネット販売、従業員の確保や仕入先との取引などです。
しかしそこに売る側の「心」がないと売れません。
例えば、店に入ったら店員さんにとても活気があって感じが良い、心のこもった対応をしていただいても、料理のメニューがなかったらどうでしょうか?また、料金が店長次第だったら??笑
逆に、メニューがきっちりあるし、店も綺麗にしてある…しかし店員さんの対応が最悪だったら??
どちらも「また行きたい」とはならないですね。
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「システム」と「心」。
そのバランスが非常に重要です。
強いチーム、常勝軍団、成果をだす組織、業績のあげている会社…すべて上手くいくかどうかのポイントは同じです。
さてみなさんのチーム、組織、職場を、そういう観点で見てみるといかがでしょうか?
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