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高校野球の「球数制限」に物申す!!

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こんにちは!
高校野球、甲子園をかけての戦いが続いています。

本日行われた岩手大会決勝戦。
高校最速163km/hを誇る佐々木投手を擁す大船渡高校が、決勝戦で花巻東高校に負けて、甲子園を逃しましたね。

驚くことに、エースの佐々木投手が一度も出場することはありませんでした。
理由は、昨日からの連投による「故障を防ぐため」に出場させなかったとのことです。

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昨今、このように投手の投げさせすぎによる故障が問題視されているため、監督は「出場させない」という苦渋の決断をされたわけです。
もし佐々木投手が投げていれば、結果は違ったかもしれません。

そこで問題(議論)になっているのは…

① 投手の故障を考えて、出場させるべきではない
② 勝てば甲子園という試合で、投げさせてあげるべきだ

この2点で意見が分かれているのです。

佐々木投手だけでなくどの投手もそうですが、高校だけでなく「その先」を考えると、無理して(故障してでも)投げさせるのはどうか…という意見が①です。

逆に、一生に一度の高校野球で、悔いのないように、やはりここは投げさせるべきだった…しかも甲子園が決まれば35年ぶりということで、街の人の想いもあるし…そして何より、本人が一番投げたかったのではないか?その気持ちを優先すべき…という意見が②です。

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私は声を大にして言いたいのです。

「何球投げても、連投しても、壊れない身体にすれば良いんじゃないですか!!???」

その議論が出てこないのが「なぜか?」といつも思うのです。

投げ過ぎたら「身体が壊れる」「怪我をする」と思い込んでやいませんか??

そんなことはありません、投げ過ぎても「壊れないようにできる!」

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私の指導していた高田萌生投手(現 読売ジャイアンツ)や難波侑平投手(現 日本ハムファイターズ野手)は、高校時代、公式戦の全試合をほぼ1人で投げ切って甲子園に出場しましたが、一度も故障したことなどないですよ。

その上、プロに入っても一度も故障したことはありません。

それは、どれだけ投げても「怪我をしない身体」にしているからです。

実際に彼らが高校時代のときも、多くのマスコミやファンなどに「投げさせ過ぎ」だと騒がれました。
しかし「故障するわけがない」ので、それが理由で「登板させない」という選択肢はないのです。

ではどうすれば連投させても(投げさせ過ぎても)怪我をしない身体が作れるのでしょうか??

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《日頃から》

① 柔軟性を高める
身体の神経系の詰まりを防ぐことです。

② 血液をサラサラに
水分や野菜を多く摂るなど。添加物の多い食品(スナック菓子)などは絶対に禁物です。

③ 心肺機能を高める(持久力を高める)
身体全身に酸素が行き渡るように、心拍数を下げ、酸素摂取量を高めておきます。
心拍数計(ハートレートモニター)を使ったトレーニングも効果的です。

《試合後に》

④ 徹底的な呼吸法によるストレッチ
ストレッチ呼吸法を使い、2時間ぐらいは身体のケアに当てます。

⑤ アイシングホットでエネルギー創生
サウナ⇨水風呂⇨サウナ⇨水風呂というように、「冷やす」と「温める」を繰り返します。
これにより細胞が蘇生し、エネルギーが高まります。

⑥ ミネラル(特にカルシウム)補給
筋肉活動だけでなく、脳の活動も全て「カルシウムイオン」が使われています。
カルシウムが不足すると、体内の骨からカルシウムを溶かし出します。
その結果、骨や筋肉に支障をきたして身体を壊すのです。

⑦ ビタミン摂取で早期回復
ビタミンは糖質や脂質などをエネルギーに変えてくれる役割があります。
ビタミンを摂ることで、非常に早い回復が期待できます。

これらの方法で、怪我をしない身体を作りあげることができるのです。

※ちなみに「投げ方」も大事ではないかとよく聞かれますが、
「投げ方」を気にすれば気にするほど、故障する確率は増します。
 (別記事「スポーツ指導のセオリー」をご覧ください)

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もう一度、声を大にして言いたい!!

「何球投げても、連投しても、壊れない身体にすれば良いんじゃないですか!!???」

投げさせれば壊れる!!なんて、思い込んでやいませんか??

法整備やシステム、対策ばかり考えるのではなく(それはそれで必要ですが)
人間の持つ潜在能力を引き出すことも、考えていくべきではないでしょうか。

明るく元気に楽しく笑顔で!!

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コメント

  1. 野球ファン より:

    佐々木君
    投げさせて欲しかったですねー。
    時代は変わって来ていますね!

    1. joy より:

      そうですよね!
      投げたいけど投げられない…そんな悲しいことありません!
      怪我の心配をせずに、みんなが思い切ってチャレンジできるような野球界になれば良いですね!

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