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「身長」を伸ばすには??

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成長が止まった子どもにとって(大人も)、どうやら身長はもう伸びないと思い込んでやいませんか?

いいえ、そんなことはありません。そのメカニズムが分かれば、たとえ成長が止まった人であっても身長を伸ばすことは十分可能ですし、とても簡単なものです。

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ではそのメカニズムですが、身長を伸ばすということは「骨」を伸ばすということなので、まずはその「骨」について解説します。

骨は、筋肉などの他の細胞と違って『破骨細胞』という骨を溶かしていく細胞と、『骨芽細胞』という骨を造る細胞とが上手く働いて、新陳代謝をしています。

新陳代謝とは、古いものを新しくリニューアルしてつくり変わるということです。少しずつ新陳代謝を繰り返し、3年もすれば、骨の細胞はすべて新しいものに入れ替わってしまいます。

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そこで重要なポイントは、『骨芽細胞』は振動を与えれば動き出し、振動を与えた方向に骨を造ろうとすることです。

ですから縦に刺激(振動)を与えれば縦に、横に刺激(振動)を与えれば横に骨を成長させようとするのです。

例えば、バレーボール選手のように日頃からジャンプを繰り返している人は、常に縦方向に刺激が入りますので、骨(骨格)は縦に成長します。ですから身長が高い人や脚が長い人が多いのです。

逆にラグビーや相撲など、横にぶつかる(刺激が入る)ことを繰り返している選手は、胸板が成長するなど骨格が横に成長します。

ですから、もし身長を伸ばしたいとすれば、ジャンプを繰り返したり、高いところからジャンプして降りるなどして、骨に縦の刺激を入れることをすれば良いのです。そうすることで『骨芽細胞』は縦に骨を造ろうと働くからです。

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ただしここで注意点があります。『骨芽細胞』というのは、血液中から運ばれてきた『カルシウム』を必要とすることです。

わかりやすく言うと、大工さんが建物を造るとき、まずは材料が必要です。材料が無ければ、大工さんにいくらやる気があっても何もできません。

その材料が『カルシウム』なのです。

『骨芽細胞』は建物でいう鉄筋にあたる「コラーゲン」をつくり出し、そこに『カルシウム』を付着させるための「のり」にあたる「タンパク質」を塗っていきます。

そこに『カルシウム』が自然に付着し、新しい骨ができるのです。

『カルシウム』というのは建物でいうと、壁になるコンクリートのようなものなのです。

大工さんがやる気満々で、さらに材料が山のようにあれば、すぐに建物を造ることができます。

しかし大工さんにやる気がなかったり(刺激が入らない)、材料がなければ(カルシウムが不足していれば)、建物が完成するのに長い時間がかかってしまいます。

ですから、刺激を繰り返し入れて『骨芽細胞』のやる気を高めながら、しっかり『カルシウム』を摂取しなければならないのです。

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コメント

  1. 武田明美 より:

    おはようございます。
    2日に日通の講演をお聞きしました。
    身長で、ジンパシイカルシウムを飲むと伸びるのですか?
    息子は25才、身長165で悩んでます。他にもサプリはあるので?

    1. joy より:

      こんにちは!
      シンパシィカルシウムを飲むだけでは身長は伸びません。

      身長を伸ばすのには2つの条件が必要です。
      ジャンプなど骨への縦方向の刺激と、カルシウムです。

      カルシウムはサプリではなく、食事の中でも摂れます。
      ただし面倒な方は、サプリで摂る方法がオススメです。

      ドラッグストアで売っているサプリメントでも、少なからず効き目はありますが、
      世界中から探し出した、最も効果があるものがシンパシィカルシウムです。

      WHOが認めたカルシウムですから、本物です。

      私も10年間愛用しているカルシウムで、身長を伸ばす以外にも、様々な効果を発揮します。
      これは絶対にオススメです!!

  2. アントン ガンタレフ より:

    ラグビー選手や力士は成長期を過ぎてもトレーニングで縦と横の刺激を加えていますが、彼らの身長や横幅は、大学卒業以降に変化はありません。20代30代社会人アスリートは栄養には気を使っていてトレーニングで縦横の刺激を与えているのに身長が伸びないのはなぜですか?何か足りないことがあったりするんですか? 大人になっても伸びると書かれているので気になりました。

    1. joy より:

      まず、不足しているのはカルシウムです。日本人は地質上、慢性的なカルシウム不足のためそれを煮物などでカルシウムを体内にできる限り吸収しやすくするなどして補ってきましたが、近年は効率化を求めるあまり、インスタント食品などに頼ってしまってカルシウムがさらに不足しています。記事にも書きましたように、身長を伸ばすなど骨の成長にはカルシウムが必要です。いくら刺激を加えても、カルシウムが不足していては成長はありません。栄養に気を使っている選手は増えてきましたが、結局のところプロテインやサプリメントに頼ってばかり。筋肉活動(アクチン・ミオシンの筋肉繊維運動)に一番重要なカルシウムを補っていないのが現状です。
      またラグビー選手や力士は、トレーニングで「横」の刺激は加えているものの、「縦」の刺激を加えていることはほとんどありません。特に力士は、ジャンプなどの縦刺激は、体重が重いので腰や膝へ負担がかかるため、しっかりとした縦刺激を加えることができません。軽くジャンプをするぐらいでは刺激が弱すぎて、身長を伸ばす(骨の成長)には至らないのです。
      ちなみに当たり稽古やタックルなど、横の刺激はかなり加えているため、大学卒業以降でも横幅については一定の成長は見られます。
      身長を伸ばすには、①骨への刺激(振動)と②カルシウムです。

      1. アントン・ガンタレフ より:

        ありがとうございます。カルシウムと縦の刺激、やってみます✨。

        実は別のアプローチでも身長を伸ばそうと実験中なのですが、①骨への刺激(振動)と②カルシウム、をあわせてしばらく頑張ってみます。

  3. さとし より:

    こんにちは。初めまして。高校2年生の男サッカー部です。僕はもう成長期も止まった今からでも身長を伸ばしたいと思っているんですが、具体的にジャンプは1日何回ぐらいすれば良いのでしょうか?全然キツくても大丈夫ですので、教えて欲しいです

    1. joy より:

      コメント気づかず、返信遅くなり失礼しました!
      ジャンプは回数が勝負です。ですから、やればやるほど効果があります。
      ただし大事なことは「継続」なので、1週間や2週間ぐらいだと、実際に身長は伸びたとしても、また元に戻ってしまいます。
      最低でも1か月以上続けてください。
      もしそれでも変わらなければ、ジャンプの仕方(刺激が入っていない)や、カルシウム不足が原因として考えられます。
      ファイトです!!

      1. さとし より:

        返信ありがとうございます!
        出来るだけジャンプの回数を増やし継続させる事を意識して頑張ります

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